3年間飲んだ西洋薬を止めて見えた、自分らしく生きること。双極性障害との共存。

今年の7月から西洋薬の服用を止めました。去年の今頃は一生ずーと薬を飲む生活なんだと思っていたんですが、双極性障害の再発を怖がるより、自分の可能性を見たい気持ちが勝ちました。

自由に生きたい。ちょっとオーバーかもしれませんが、そんな気持ちです。

ただ、漢方薬はお医者さんからの指示通りに飲んでいます。漢方薬は美味しく感じるので、身体との相性(専門用語で『証』は言うそうです)が良いようです。

で、もうすぐ西洋薬を止めて2ヶ月なんですけれども。ちょっと現時点での状態をまとめておこうと、感じました。

身体の感覚

飲んでいた西洋薬はリーマスとラモトギン(ラミクタール)でした。これら2つの西洋薬を止めてから約3ヶ月経ちました。

身体の感覚は『楽』です。

身体は正直

身体が軽い?といいますか?楽だよという感覚です。リーマスの副作用で悩んでいた、口の渇き・ニキビ・吹き出物も断薬後の1ヶ月ごろから、少なくなり、二ヶ月経った今はほぼなくなったと感じます。

薬を飲んでいることで、ずーと下痢だったんですが、これも3ヶ月経った最近から、改善してきたと感じます。

ラミクタールの副作用で出ていた、胸の薬疹も気がつけば、消えていました。

断薬からの離脱症状

身体の感覚と裏腹に悩まされているのが、離脱症状です。

薬を止めて、3週間過ぎたあたりの7月下旬過ぎから、思考に靄がかかったような感覚、やる気が出ない、集中力の欠如、倦怠感、特に、睡眠時間を12時間以上とっても眠くてしかたない、、、こんな日々です。

集中力が出ないときもある

思考力が下がるので、参ってます。仕方ないので、なるがままに過ごしています。

そんな中、ワークショップを開催しているのですが、参加される方には全く関係ない訳で、クオリティを下げることはやりたくないので、当日にパフォーマンスが発揮することのみに意識を集中して過ごしています。

他のことは、少々、足が止まっても仕方ないと、自分の中で緩めて管理しています。いくら焦っても、うまくいかないでしょうし。

幸い、今までの経験が土台にあること、そして、参加された形の笑顔のおかげ様で、ワークショップのときは頑張れています。

ただ、確実に楽なんです。思考が思い通りに行かないけど、身体は楽という感覚、そして、天候が悪くなるたびに襲われる頭痛の痛み方が軽くなってきています。

そういう、自分自身の気持ちを感じているので、素直にすごしています。

なんと言いますか?西洋薬を止めてからの気持ちを整理する形のエントリーです。気持ちをストレートに表現しておくと、乗り切れるように感じたものですから。

2年前の経験が役立っている

2年前に、睡眠導入剤などの断薬を成功したのですが、このときも離脱症状はすごかったんですよね。

離脱状態も受け入れる

こういうのに対しては『負けてたまるか!』と頑張って来たんで、今回も頑張って断薬を成功させようと思うわけです。

ただ、こういう離脱症状を乗り越えるのには『日にち薬』しかないし、半年ぐらい、いや、一年ぐらい必要なのかもと、思っています。

前回の断薬は1年ほど飲んでいた薬を止めた場合だったんですよね。そのときでも半年ぐらいなんか大変だったんですよ。

自分らしく生きること

今回は3年間も飲み続けていましたから、どうなんでしょう?

こういう薬から離れるデータは人それぞれなので、あくまで一つの例ですがブログに書いておくことの意味もあるかなと思っています。

もやっとした思考ながらも、すこしまとまったアウトプットを形にできました。

まあ、3年、薬飲み続けたこと自体は、自分にとって必要なことだったんだと思います。なので『長過ぎた』とか後悔はないのですけど、でも、身体を元に戻すのにも、それなりに時間必要なんだろうと、思うんです。

その時間をこの忙しい時代の流れの中で、選択できる人生を生きれることが、自分にとって、もっと大切で、自分らしく生きてることなんだと、感じます。

次回はそんな”自分らしく”生きることへ、一歩踏み出す勇気を得られた本をご紹介します。

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この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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