「センチメンタルな旅 1971- 2017-」荒木経惟(東京都写真美術館)表現し続けることの大切さ

「アラーキー」こと荒木経惟さんの写真展「センチメンタルな旅 1971- 2017-」を鑑賞しました。

デジタル写真が普及し、スマートフォンのカメラで写真を撮影し、大量の写真に囲まれている生活を過ごす今、写真とどう向き合うのか?を知りたく、会期終了間近の2017年9月12日に、行ってきました。

写真が好きな方だけでなく、「表現すること」例えば、文章をブログで発信する、SNSで考えていることや気持ちを伝えたい、と考えている方は、必見です。

極めて私的な「感情」を作品に発表し続けた「アラーキー」氏のスタイルは、インターネット時代の今、彼は50年も早くから実践していたことを痛感します。

「感情をそのまま表現する」

カンタンにできそうで、なかなか難しいことです。

「大量の作品を発信し続けていく」

今回の展示ガイドを確認すると、写真展「センチメンタルな旅 1971- 2017-」での展示作品は1300点を超えていました。(ガイドの作品リストを確認したところ1313点)

これまで、写真集も500以上発表されているとのことです。私からすると、アラーキー氏はまぎれもない天才な才能を発揮されています。

天才だからこそ、どんどん発表する力があるのか?と、展示を見る前は想像していました。

しかし、作品を見終わると、その考えは違うことに気づきました。

「大量に、感情をそのまま、出し続ける」

これが、先。

気づきを得ました。シャッターを押したときに、どういう気持ちだったのか?伝わってくる作品でした。

会期は、2017年9月24日まで。東京都写真美術館にて。

詳しくはこちら。

愛用コンパクトカメラの記事はこちら。

この記事は、PressSyncにて書きました。

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この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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