WordPressのプラグイン「WP Multibyte Patch」は日本語でブログを書くなら必ず有効化する

WordPress日本語版をインストールすると、標準でインストールされているプラグインにWP Multibyte Patchがあります。

日本語でWordPressするなら必須

このWP Multibyte Patchプラグインは、日本語でブログを書くならば必ず有効化します。

設定画面もないシンプルなプラグインですが、 WordPressを日本語で使う場合に必要となる機能を組み込むものです。

元々は英語圏で開発されたWordPressにとって、漢字やひらがな・カタカナを使う日本語は未知の存在です。その日本語の不具合を解決するのが、WP Multibyte Patchプラグインです。

インストールと同時に有効化

WordPressは世界中で使われており、各言語への対応は本体で行わず、プラグインにて対応する仕組みになっています。

WordPress日本語版の本体をインストールした時に、同時にプラグインが有効化になってくれればいいのですが、残念ながらそのような機能は仕組み上ありません。

インストールの後、真っ先に、このWP Multibyte Patchプラグインを有効化してください。

実は結構な割合で動いていない

Web&Blogコーチとして、たくさんのWordPressを見てきました。ところが、かなりの割合(感覚的な値ですが、4割ぐらい)にて、このWP Multibyte Patchが動いていないという現実に出会ってきました。

私も知らずに止めていた時期がある

偉そうに書いている私も、実はこのプラグインが一体何のために必要なのか理解しておらず、うっかり停止させていた時期があります。

停止していたことで、トラブルに出会いましたその結果、WP Multibyte Patchプラグインの役割を理解し、重要なプラグインであることに気づけました。

どんなトラブルが起きるのか

WP Multibyte Patchプラグインを動かしていないと、記事作成画面のエディターにある文字数カウントが狂ったり、問い合わせフォームから発信されるメールが文字化けしたり、と日本語周りのトラブルが起きます。

特に、後から困るのが、日本語ファイル名の写真をアップロードした場合です。

WP Multibyte Patchプラグインが動いていると、英数字のファイル名に自動的に置き換えてくれてトラブルを回避してくれます。

しかし、プラグインが動いていないと、日本語のままのファイル名で保存されてます。これがレンタルサーバーにとっては都合が悪いのです。日本語ファイル名をうまく処理できない場合があるのです。

写真をアップしたその直後は、問題なく写真は記事で表示されます。ところが、レンタルサーバーの引っ越しを行うと、日本語ファイル名をサーバーが正しく解釈できず(正確にはちょっと違うけれども、わかりやすく説明するためにこのように表現します。ちょっと違うけど、だいたいこんな感じです)写真がリンク切れ、つまり表示できなくなってしまいます。

実際に、レンタルサーバーの引越しご依頼で、このトラブルが起きたことがあります。ブログにある600記事の写真が表示されなくなりました。一つづつ手作業で写真を再度配置するしか復旧できませんでした。

プラグインを動かしてなかった(有効化の文字をクリックしてなかった)ことで、復旧にびっくりするぐらいの多くの時間と費用が必要となりました。

繰り返しますが、必ず有効化・アップデートも行う

繰り返しになりますが、WP Multibyte Patchは必ず有効化し、アップデート通知があったときは、アップデートするようにしてください。

WordPress本体のバージョンに合わせて、WP Multibyte Patchプラグインもアップデートが配信されます。

アップデートしないままだと、WordPress本体のバージョンに対応できないこともあるからです。

追伸

開催しているブログスタートアップ講座では、WP Multibyte Patchは、インストール直後に有効化しています。参加されたメンバーさんはご安心ください。そして、有効化のままに、アップデートの通知があれば、アップデートしてください。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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