《「ちきりんの日記」の育て方》 を読み、ブログとは何か?その問いかけを考えてみた。

2005年からスタートした、「Chikirinkの日記」

このブログを運営する”ちきりん”さん。「そんじゃーね」で締めくくられる「Chikirinkの日記」は日本でも有数の人気ブログです。

スタートからの9年間がぎゅっと詰った一冊です。

「ブログを9年続けてこられた経験とその成長戦略」に興味を持ち、手にしました。

ブログを通して『メッセージ』を伝えることを悩み・視線を切らさずに向き合っている方にオススメできる情報がこの本にはあります。

逆に、ちきりんさんの「社会派ブログの記事を書く・情報を扱う」方法については語られていません。”ちきりんさんのようなブログを書く!”と思われているなら、肩透かしを感じるかもしれません。

今回はKindle PaperWhiteで読んだことから、引用部分はKindlePaperWhiteの”No”での紹介となっています。

ブログを書く

「ブログを書くこと」を目的にしていなかった。

この一言なんだと思います。

「自分が考えたことを自由に表現したい、それをよりたくさんの人に伝えたい」そのために「だれでも読める場所に、文章を開示し続ける」(一部編集の上引用 No899 24.オープンな場所に居続ける)

ブログサービスの登場

ウェブやITの難しい知識なく、個人でホームページを簡単に作れる「ブログサービス」を使って、伝えたいメッセージを書いた(No123 02.日記を公開するということ)と語られています。

ブログはやりたいことを簡単に実現できるツール、それを活用しただけという強いメッセージです。

自分の考えたことを文章化すること、自分の思考を言語化し、構造化すること、そういう作業自体が楽しいのです。その記録を、読者の方にも同時に楽しんでいただけるのであれば、それだけで望外の喜びです。(No1612 44.そしてこれから)

この言葉を見つけて、ああ同じことを考えていた...と、思いました。この点をしっかり軸にして、これからも文字を書いていきます。

ちきりんさんの原動力

『ブログを書く』9年続けられていることについて、達成する方法論は語られていません。

自分のブログがどうなるかより、世界がどう変わるか、どんな社会がやってくるのか、そっちのほうがよほど楽しみでワクワクします。(No1622 4.そしてこれから)

その変化を『書くことで文章化し、誰もが見れる場所に公開できる』ことが、ちきりんさんの原動力なんだと思います。

そして、書き続けるという強い意思から、ちきりんの”アイデンティティ”である『そんじゃーね』が生まれたんだとも。

「Chikirinの日記」の育て方
「Chikirinの日記」の育て方

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この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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