心理カウンセリング・セラピーのセッションや、WEBコンサルティングのセッション、どの時間でも、大切にしているのが、上に書いた「ありのまま」という言葉。
言葉にすると、かなり狭い意味になってしまうのだが、こうやってお伝えするためには言葉にする必要があり、矛盾している感じもあるが「ありのまま」という言葉。
変容の逆説的理論からの気づき
「ありのままの自分である自分」を感じることの支援をセッションの場で、ファシリテーターも共に過ごし「受け入れる」ことを大切にする。
「ありのままの自分」でなく「何かにならないと」と思う奥にある執着している思い込みは何か?を感じ、その執着に気づく時間になるセッションとなれば、、と流れに委ねている感じ。
去年の自分は、その執着を探そうとしていた。
でも、探そうとすると、見えなくなる。
見えないので、予測して当てようとして、コントロールしてしまう。
自分自身が、そこに執着していた。
「セッションでなんとかしないといけない」「セッションは援助しないといけない」という執着が、自分にあった。
自分の存在自体が、援助できる存在と感じて、その執着を手放してきた。(これには、2023年の宮古島 リトリートに参加して自分を見つめた時間がとても良かった)
執着しないようにすると、楽に過ごせて、セッションの中で自然な流れで、目の前のクライアントさんの執着している思考を外し、「ありのまま」に近づく一歩を、共に歩く感覚を感じて過ごしている。
それを感じていると、からだが軽い感覚になる。
研鑽を積み上げてきた LPLの場には、感性論哲学が流れている。
「ありのまま」を感じることは、何かのメソッドを超えた哲学と感じる。