損害賠償っていうけど、”大丈夫なんでしょっ”と判断するのは、あなたではないですから。

炎上しています。すごいですね。損害賠償まで話が出ていました。

News ブロンコビリーがバイト撮影問題を起こした足立梅島店を閉店 バイト店員に損害賠償請求も – MSN産経ニュース

民事裁判の原告(不当解雇 慰謝料/賃金未払い請求)なので、すこしだけ経験もありますし、知ったこともあります。ちょっとこういう視点もどうでしょうか?こういうお話は早い段階で専門の弁護士さんに相談する必要があるのですが。

閉店自体は経営判断であって、それによって生じた損害の全てを負担させることはできない

という弁護士さんのコメントもニュースになっていました(一次ソースが消えているようです。)

民事裁判

このニュース、損害賠償請求ですから民事裁判です。訴えられると、指定された日付までに”答弁書”を出す必要があります。弁護士さんにお願いすることになります。

で、問題は「上のコメントなら大丈夫」と、万が一にも訴えられて対応しない、もしくは、できなかったら、どうなるのか?です。

きわめて不利になります。一方的に敗訴する可能性が高くなります。弁護士さんに相談するからこそ、「勝手に店を閉めたんだから..」と抗弁してもらえるのですよね。

そもそも弁護士さんでも、それぞれ意見というか見解が違うことは人気テレビ番組でもそうです。民事裁判はそこがポイントと思うのです。

判断するのは裁判官です。それを判断してもらうために、訴えた方も訴えられた方も有ることも無いことも証拠を出しあうのです。

そもそも、裁判となると、時間がかかります。一週間とかでは終りません。早くて1年、2年でもざらです。

経験

上のニュースと同じではないですが、こんなことを思った経験を。まず、時間がかかります。労働問題裁判なので、きちんと対応すると大丈夫なのですが、それでも時間はかかります。

もう10ヶ月経ちましたが、まだ、なんか進んでません。この分では来年の桜も楽しめるかもです。

裁判って”正しく進む”幻想を持っていたのは私だけかな?です。厳粛な場で、嘘を言ったらだめ!っと思い込んでいました。でも、民事裁判だと何が嘘なのかを”嘘を言っている”と指摘しないと行けません。

向こうの願望のような意味不明な答弁が出てきたり、あえて嫌がらせな一方的な内容を言ってくるのは当たり前のようです。

私の場合、勝手に兄弟が増えて、その場に”被告”もいたから知っていることがあって、だから原告(私)の主張はおかしいと答弁がありました。いやいや、いつ「見たんだよ」というより「俺も知らんぞそんなこと」です。こちらから戸籍を出して、それ誰やねん?と反論してもらいましたが。

このような嘘でも答弁はできます。それ違う!と証拠を出していくわけです。民事ですから、裁判官は嘘か本当かを証拠で見ていきます。嘘ばっかりでも反論がなければ....なんですよ。

嘘が多い!と裁判官が感じると、もちろんそれは勘案されて、「心証が悪くなる」という一番裁判でやっては行けないことになるらしく、言いたい放題ではないはずですが、結構いろいろ答弁書で言われます。

気分的に”こっちも言ってよ!”と相談しましたが、それをやる必要ないし、心証が良くなるのでいいのですと、私のお世話になっている弁護士さんは言われていました。

なんでしろ、疲れますね。そんなことで、裁判なく暮らせるといいと思います。

それと、代理人として弁護士さんが裁判所に行ってもらえるなら、本人は行く必要がないらしいです。

ななめ270度な視点

民事訴訟も辞さない!と言うニュースは大きく取り扱われました。これ宣伝広告費に換算すると...

情報を扱う力

私も勉強しないといけないのですが、これを小学校から教えていく時期に来たのかもしれません。知らなかっただけ、なのに、大きなデメリットが生まれる社会なんだなと思うからです。

これをみんなで身に付けて、みんなで幸せになりたいのですけど。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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