辛い味噌らーめん 奈良・新大宮 らーめん春友流 辛さがやみつきになるおいしさ

近鉄電車に乗り、西大寺駅を過ぎて平城宮跡の景色を眺めていると、奈良駅の一つ手前にある新大宮駅に到着です。

ホームの時計を見ると、19時を過ぎています。帰宅を急ぐ足音を聞きながら、電車からホームへ降り立ちます。

この駅の改札口は奈良駅側の一番端にあるのですが、それを忘れていました。「今日は醤油にしようか?味噌にしようか?」と考えつつ、ホームをテクテク歩き、自動改札機をピッと通り抜けました。

そう、らーめん春友流さんに行くのです。

出迎えの車が止まったり、走り出したりの駅前の交差点を左右確認しながら渡ります。そして、10分ほど歩くとお店に到着です。

らーめん春友流

白地に大きく綺麗な文字が書かれた暖簾をくぐり、お店に入ります。

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仕事終わりの人や家族でラーメンを楽しまれている人、ラーメンを作る店主さん、食器を洗う水の音、様々な景色の中、心を落ち着けて券売機と対峙します。

そこで見つけたのが「辛い味噌らーめん(890円)」の文字です。どれくらい辛いのだろうか?と思いつつも、気がつけば、指がこのボタンを押していました。

追加で、トッピングの「全部のせ」も選ぼうとしたのですが、券売機に入れたのは1,000円札でして、ちょっと足りませんでした。小銭、小銭と探しているうちに、ピッピーッピーと頼みもしないのに、お釣りが機械から吐き出されました。

100円玉を2枚、つまり200円を、もう一度、機械へ放り込み「全部のせ」の食券を購入できました。先に手にしている「辛いらーめん」の食券を重ねつつ、カウンターの奥に見つけた空席へ、移動です。

食券を渡した後に、カウンターに貼られていたのが「なまらうまいよ!」と書かれている「あじたま」のポップです。

あじたまのポップ

その場でこれもお願いしました。「全部のせ」だと、卵半分のトッピング追加ですが、これで1つ半分とゴージャスなわけです。

店主の春友さんが、北海道から直接取り寄せされている西山製麺さんの麺を茹でると、同時に、使い込まれた中華鍋で味噌スープを、ジャッジャージャーっと仕上げられていきます。

「お待たせ」

店主春友さん

その声とともに、運ばれてきた辛いらーめん。

辛いらーめん

目飛び込んできたのは、トッピングのカイワレでもなく、キクラゲでもなく、卵でもなく、チャーシューでもなく、どーんとスープの中で存在感を示している真っ赤な鷹の爪でした。

目立ったのは鷹の爪

一口、スープを絡めつつ麺を味わうと「あっこれぐらいの辛さなら」と感じましたが、箸を進めるたびに感じる辛さが変化します。

そして、カイワレを一緒にすると、ちょっとあっさりした辛さに、卵を口に含むと、まろやかな辛さに、キクラゲは存在感を示しつつ辛さを、チャーシューは旨味と辛さを、つまり辛いんだけど美味しいのです。

辛いのが大好きな人だと、普通かなという舌妙な辛さです。

気がつけば、額と頭から汗をダラダラ流しながら「ごちそうさま」と言っていました。

ごちそうさま

お店を出て新大宮駅へ向かって歩き始めると、奈良盆地に吹く風が気持ちよかったです。

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この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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