寝つけないからお酒を毎晩 グビグビ、そんな自分がお酒から離れた方法。

心揺さぶられるブログ記事を読みました。林齧mac Metalさんが書かれた記事です。

【心身症】寝酒と睡眠

今回は私がそんな年齢の時に、ずっぽりハマってしまった失敗談をお話しします。 この後、私の心身症について話します。 もし現在そのような病気を治療中の方は、読まないでください。 サラッと書きますが、症状 …


Matalさんとは、2013年(去年)春に名古屋ブログ合宿ではじめてお会いしました。

ご自身の経験をストレートに綴られている文章でした。

もし私と同じ症状や兆候(寝付けない、眠りが浅い、悪夢を頻繁に見る)が見えたら、酒などに頼らずに心療内科等の受診を勧めたいからです。

ここなんだと思います。

病気の種類は違いますが、ものくろも双極性障害の疾患を経験しています。病院に行った時にも、まさかまさか!自分がそんな疾患になっているとは思いませんでした。ものくろもお酒にズブズブとハマりました。そのあたりと、お酒の習慣を止めた”きっかけ”、睡眠導入剤とお酒の”危険な関係” 3つをお伝えしたいのです。

当時のものくろを叱りたい

私も仕事のストレスが原因でした。裁判所にお世話になっているので、詳しく書けませんが。さまざまなプレッシャーを受けました。

そして眠れなくなりました。昼間の仕事で注意力が落ちると、即大けが・死亡という仕事の内容でもあり”寝なきゃ!寝なきゃっ!”と、緊張から寝れなくなりました。

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そこで、私もどっぷりお酒にハマりました。寝酒でお酒。それでも寝れない。また飲む。そんな悪循環でした。この頃に病院に行っていたら、、と思います。その後のひどい症状にはならなかったと思い、当時の自分を叱りたいのです。

どうやってお酒をやめたのか?

双極性障害の治療中でも、お酒は呑んでいました。自分では”すこしなら”と思って飲んでいました。 Metal さんの記事にある適量と比べるとっても多い量でした

お酒が呑みたかった。単に。いろいろズタズタになって、お酒しかなかったのかもしれません。

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そんな気持ちが変わったのが、3年前(2011年)の9月です。治療スタートして約半年頃です。鬱のコンディションがやってきて、丸々1ヶ月以上布団から出れない状態に、本当に身体が動かないんです。このままの生活は嫌だ、と思いました。

勢いで、家にあったお酒は全部 台所のシンクから捨てた

家にあったウイスキー、日本酒、を全部捨てました。ここは勢いです。

でも、呑みたくなります。好きですから。

そんな時に助かったのがノンアルコールビールでした。これなら飲んでいいよって自分を甘やかしました。毎晩飲んでいいよねって。

ノンアルコールビールがあるので助かった

幸い、サントリーのノンアルコールビールと自分の好みが合い、美味しく感じたのもラッキーでした。

お酒からノンアルコールビールを毎晩”楽しむ”、半年続けました。2年前(2012年)の夏です。

これでノンアルコールビールがなんだか、お酒みたいな存在になりました。

その後、炭酸水の美味しさに気づきました。これはイケる!炭酸水を楽しむことで、ノンアルコールビールを毎日飲んでいる習慣から、特別な時だけ味わう習慣にシフトさせました。

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この頃書いた炭酸水の記事がこちらです。

炭酸水が美味しい。9つを飲み比べ!あなたの好みに合う炭酸水の秘密。

身体が受け付けなくなった

そして、今はまったくお酒を飲まなくなりました。ちょっと出来心で去年の夏にお酒を1杯だけ飲んだのですが、二日酔いどころでない頭痛になりました。すいません。もう飲みません。

逃げ場がある状態で習慣を変える

ものくろは弱い人間なので、これがポイントでした。お酒はダメだけど”ノンアルコールビール”は飲んでもイイとしました。もう一つ、お酒は飲まないけど、美味しいコーヒーはイイよと自分を甘やかしたルールを決めました。

アルコールからは離れる。上のような逃げ場を作りつつ、習慣を変えたのが結果的によかったと思います。

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飲み会ではどうなの?

お酒が飲めないのに飲み会など、、どうする?

はじめは悩んでいました。どうしよう..”飲まない”って言っていいのかなぁ。そんな悩みがありました。

やってみれば簡単でした。”飲めないです”と始めに言ってしまう。そして、お酒がなくても、楽しくコミュニケーションする気配りをすれば、問題ないことがわかりました。

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最後に睡眠導入剤とお酒の”危険な関係”

睡眠導入剤を処方される時、お医者さん・薬剤師さんからお酒と”一緒に飲まないでください”と注意されていると思います。

絶対に一緒に飲んだらだめと思います。ツイツイ、一緒に飲みました。薬の効果が強くでるのです。ただし、身体はダメージを受けます。

今でも後悔しています。

天候変化からのひどい頭痛にいつも悩んでいます。睡眠導入剤とアルコールの同時服用の結果かもしれないんですよ。医学的根拠はないのですが、そんな気がします。

寝つけれないからと、もう一錠、処方以上の薬を飲むのも危険です。

明日は大切な仕事・用事があるから寝なきゃと緊張して寝つきに苦労します。そんな時に睡眠導入剤を飲んでも寝つけられない、ならもう一錠と増やすことは、身体に悪いので絶対にしなでください。

睡眠導入剤は治療とともに離れるべきと考えています。

薬には副作用などの情報がある『添付文書』というのがあります。

医療用医薬品の添付文書情報|独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

継続投与を避け、短期間にとどめること。やむを得ず継続投与を行う場合には、定期的に患者の状態、症状などの異常の有無を十分確認のうえ慎重に行うこと。

多くの睡眠導入剤には、このように書かれていると思います。

お医者さんの指示に従って薬を飲むことが大切になります。薬を長期間飲むと副作用とも向き合うことになります。

睡眠導入剤から離れる時は大変でした。また、双極性障害の治療薬には”手の震え”という副作用があります。今は量が減って副作用が収まりましたが、手が震えて”文字”が書けない、”印鑑”が押せない、こんなことも経験しました。

印鑑が捺せない。つまり、意思が示せない。文字が書けない、自分のアウトプットが出来ない。それが悔しくって、ならタイピングでと”親指シフト”にトライしたんです。

最後に

お伝えしたい想いは Matalさんと同じです。

『寝れないことはとても辛いことです。眠れない、朝起きても疲れがとれない、早起きの習慣がないのに、早朝(3・4時)に起きてしまうことが多い』これらの場合、我慢せずに心療内科を受診をと思います。

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専門医にご相談を

睡眠ではないのですが、ストレスに疲れていると”口臭がきつく”なります。歯磨きをきちんとしているのに”口がくさい”ということになり、睡眠もとれていない場合、これは身体からの危険サインが出ています。

心療内科に相談されるのがいいかと思います。ものくろは内科にて相談しました、この時はまだ双極性障害の診断前なのですが、発症していたと思います。

内科でも一部の”抗不安剤”は処方できます。ひどい肩こりへ”筋弛緩”作用があることからだそうです。内科でストレスが強いなら”一時的”にということで、”抗不安剤”を出してもらって飲んだのですが。

結果的に、双極性障害を悪化させました。精神科で双極性障害には..ちょっとアカン.と言われました。そんな経験も含めて、自分のようなことになるのを避けてもらえたら...と考えて書きました。

最後までありがとうございました。それでは、また。

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この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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