東京メトロ・都営地下鉄で無料の公衆無線LANサービスがスタート
今日(2014年12月1日)から、東京の地下鉄、東京メトロ、都営地下鉄にて、無料の公衆無線LANサービスがスタートしました。
- 2014年ニュースリリース|東京メトロ → http://www.tokyometro.jp/news/2014/615.html
- 12月1日(月)より東京の地下鉄143駅で訪日外国人向け無料Wi‐Fiサービスを開始! | 東京都交通局 → http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/subway/2014/subp201411254787_h.html
東京オリンピック開催を視野に、外国人観光客さん向けのサービスですが、日本人も使って良いそうです。東京に滞在していましたので、サービスがスタートしたこの12月1日に、さっそく利用しました。
ブラウザーからメールアドレスを登録するのはめんどくさい
1回の接続は「3時間まで」の利用制限があるものの、接続回数制限は「なし」と、ありがたい無料の公衆無線LAN 環境です。
利用するには、2つの方法があります。
- スマートフォンに専用アプリをインストールして接続
- ブラウザーから、メールアドレスを入力して接続
iPhone(iOS)もしくは、Androidのスマートフォンなら、下のアプリをインストールすることで、簡単に接続できます。
- Japan Connected-free Wi-Fi → http://www.ntt-bp.net/jcfw/ja.html
PCから利用する場合や、アプリを使わずにスマートフォンから、無線LANへ接続する場合は、ブラウザーから「メールアドレス」を入力する必要があります。この入力は3時間以内であっても、違う駅に移動したタイミングに再入力する必要があります。正直、めんどくさいです。
アプリを使って、接続する方法がおすすめです。
速度は約10Mbpsでした。
今回は、アプリを使わずに、ブラウザーから「メールアドレス」を使って接続しました。半蔵門駅にて、速度を計測したところ、だいたい 10Mbps でした。十二分な速度で快適でした。
注意点はセキュリティー
使いやすさを優先しているのだと思いますが、無線LANのアクセスポイントとの間の通信は、暗号化されていません。
つまり、横で電波を受信すると、SSLによる「https」で暗号化されている場合以外では 通信内容が全て見えます。パスワードなどを送信する場合は、httpsになっているか?注意が必要です。
セキュリティーを確保した通信が必要名場合は「VPN」 を使った通信を行うように、接続時に注意が表示されていました。
参考エントリー
- [箱] RT58iで作るVPN環境!公衆無線Lanのセキュリティ対策を行う | [箱]ものくろぼっくす → https://mono96.jp/?p=6378
- [箱] スターバックス無線LANのセキュリティを確保!VPN接続を設定する | [箱]ものくろぼっくす → https://mono96.jp/?p=6380
143駅で使えます
Wikipediaによれば、東京メトロは、9路線179駅・都営地下鉄は4路線106駅だそうでして、両方を合わせると計13路線 285駅あるそうです。本当に巨大です。
そのうち半数の駅になる「143駅」にて、この無料のWi-Fiサービスが利用できます。
- サービス対象駅(143駅)PDF形式 → http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/pdf/2014/subp20141125h01.pdf
公共の場所で、Wi-Fiが使いづらいと、言われている日本の公衆無線LAN(無料Wi-Fi)環境でしたが、今回のサービス開始は素晴らしいと思います。
関連 外部エントリー
- 東京メトロと都営地下鉄で無料WiFiサービスがスタート(12月1日より) | ライフハッカー[日本版] → http://www.lifehacker.jp/2014/11/141130giz_wifi.html
- 【検証】今日から都営地下鉄と東京メトロの143駅で「無料Wi-Fi」のサービス開始! やっぱり専用アプリを入れておくと便利であることが判明!! | ロケットニュース24 → http://rocketnews24.com/2014/12/01/516285/
- 訪日外国人向けのフリーWiFiサービスがスタート!飯田橋では20Mbpsをマーク – 週アスPLUS → http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/279/279503/