新版を手にした
2015年9月に出版された「新版」を手にしました。言葉ではよく聞く「ブルー・オーシャンとレッド・オーシャン」ですが、競争相手が少ない・多いと理解していましたが、本質を見落として間違った認識をしている自分に気づけました。
具体的な事例や改善方法が丁寧に
この本は「ブルー・オーシャン」とは?を理解しやすい具体的な事例(実際のサービスや事業名)が示されていて「なるほど」となります。また、じゃ改善する方法は?という疑問にも答えてくれます。組織(会社)の場合にどのように組織で舵取りをすればいいのか?まで示されています。
ものくろキャンプはブルー・オーシャンだった
ものくろキャンプでは「Webの技術や思いを文章に再構築する機会がなかった方が、今まで体験・経験してきた生き方やビジネスで生み出してきた価値を、自らの力で文章にできるスキルを、そして、情報発信を行えるWebやITの理解」をサポートしています。
親指シフトもその一環です。思考の日本語を文章の日本語にまとめて再構築する脳の働きと、マッチングが良いのです。文章を自然と綴れるタイピングを、一生に渡って楽にアウトプットの効率が改善できるスキルを身につけてもらうことをサポートしています。
顧客さんにどう価値を提供し、さらに巻き込んでいくのか
「競合サービスの提供者とどう競争するのか?」を考えずに、「顧客さんに新しい価値を提供し、顧客さんがさらに価値を創れるように」今までなかったサービスを形にし、市場と時代を切り開くことが「ブルー・オーシャン戦略」なのだと、再認識しました。
ものくろキャンプの活動は、まさにその価値を創っていて、だから、今まで支持していただけているわけです。直感で、今までやってきたことの方向と、目指す未来の方向は一つの物語のラインにつながっていると確信しました。
イノベーションはもう起きている
そして、実際に、ご依頼によってサポートさせていただいた皆さんが、どんどんイノベーションを起こされて、新しい価値を生み出されています。「顧客さんの価値を生み出すこと」を仕事にできているのが嬉しいです。
実際は「役立ったら嬉しかった」「ご依頼の方の素敵な笑顔を見たかった」ぐらいしか考えずに、今まで色々と手探りでやってきていまして、上に書いたようなストーリーは全く見えていませんでした。
ただ、この本を読んで、ああっそうなんだ、よし!と感じることができました。そして、これからの時代は、その流れがもっと強くなる予感がします。
追伸 有賀裕子さんの訳が読みすい
翻訳の日本語がとても読みやすい本でした。フォトリーデングで読んだのですが、どんどん脳にインプットされる感覚でした。訳の有賀裕子さんの本をもっと読みたいと感じました。(フォトリーディングで読了、1226文字)
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