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『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版』本当の仕事をしたいあなたが読むべき一冊

「あと、一日あったら、、良いのに、楽なのに、」そう感じる生活を過ごしているなら、この一冊をぜひ手にして読んでみてください。

表紙の帯には “「仕事は明日!」でうまく行く” と大きな文字が書いてあり、先ほど僕が言った「あと、一日あったら」とは、真逆な発想と感じられるかもしれません。

マニャーナの法則

マニャーナとは、スペイン語で明日という意味だそうです。「マニャーナの法則」は、どんなに仕事を進めても終わらないという、仕事で陥りがちな罠から脱出するための法則であると、書籍では紹介されています。

これを理解して、実践することで、時間管理の泥沼から抜け出すことができます。

時計の針が追いかけてくる感覚はコリゴリ、書籍タイトルにあるように、仕事に追われない生活を、時計の針を先回りして作業を進めることができます。

ブログ記事を書くのにも活用

今、あなたが手にして読んでいただいている、このブログ記事。

このブログ記事を僕が書くときにも、このマニューナの法則は活用しています。

どういうことか?を実際の事例を交えながらお話しします。

ワンポイントの伝えたいことだけに絞る

ブログ記事を書く、文章を書くことで、よくある悩みがどんな感じに文章を書いて良いか?漠然としていて、書く作業に手が着きにくいことがあります。

漠然としたイメージから文章を考え出すと、「これを伝えたい」「あっ、あれも言っておきたい」「そうだ、それとこんなことも織り交ぜて書きたい」と、どんどん書くことが膨れ上がってしまうことはありませんか?

このように、たくさんのことを1つのブログ記事に入れようとしてしまうと、なかなか完成となりません。

そのために、僕は「伝えたいワンメッセージ」だけに絞り、それが文章に表現できているか?だけをチェックして、完成としています。

つまり、「頭のイメージを正確にできるだけ伝える文章」を書くのではなく、「伝えたいワンポイントが記事に表現できて伝わる書き言葉になっている」ことのみに、やることを区切っています。

やることを区切る

ワンポイントに絞らないと、どんどん伝えることは増えていきます。

しかも、このブログ記事ですと、最終的には『仕事に追われない仕事術』の書籍一冊丸々をどうやって伝えたら良いのか?というジレンマに落ちてしまうかもしれません。

ブログ記事を書くことを事例にお話ししましたが、仕事も同じだと思います。完璧を目指すことも大切ですが、まずは仕事の中で「本当にやらないといけない作業は何か」を見つけて、区切ること、これが大切と、書籍の中では繰り返し述べられています。

「今、行う必要があるのか」を見極めて行く、カンタンなようで難しいことです。ついつい、反射的に、衝動的に、行動してしまいます。

その悩みを解決する手法として「マニャーナの法則」で時間管理をすることが、鍵となります。

時間も区切る

もう一点として、やる作業の内容だけでなく、作業を行うときに「時間も区切る」ことの重要性が説かれています。

このブログ記事を書くときも「30分以内で文章は仕上げる」ことを設定しています。今、26分経過しました。あと4分です。

完全版と以前の書籍との違い

本書は、以前に出版された「マニャーナの法則」の増補・完全版です。ただし、最終章「さらに優れたシステムへ」のパートは大幅に変更されていました。

以前に出版されていた「マニャーナの法則」では、個人にて自宅で働くホームオフィスの場合に対する指摘がありました。この部分が今回の完全版「仕事に追われない仕事術」では、割愛されていました。

個人で仕事をしている僕には、大きな気づきがあった部分でした。完全版でも、切り口を変えて同じ内容の指摘はあるのですが、やはり具体的な事例があるとイメージしやすかったのです。

個人事業の方はここのパートを読み比べると、さらに多くの気づきを得られると感じます。僕がそうでしたので。

「本当の仕事」をしたいを実現するための一冊

完全版「仕事に追われない仕事術」を日本語に訳された 青木高夫さんが、巻末の訳者あとがきにて、下のように締めくくられています。

「本当の仕事」にも「仕事に向き合う」にも「考える」ことが必須です。(中略)仕事のシステムが「考える」ことの大切さへの気づきとなることを心から願って、訳者あとがきとさせていただきます

本当の仕事をするために、必要な思考の時間を捻出するための時間管理術が、「マニャーナの法則」です。

追伸

結局、この文章は46分の時間で書き上げました。1,970文字の文章です。でも、30分と区切っていたから、46分で書けたのです。

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この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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