”ひとりぼっち”から社会と「つながっている」と希望の光をみた ー ブログの素晴らしさ ー #ブロガーサミット

ブログとの出会い

2003年の”ココログ”というサービスを利用したことが「ブログとの出会い」でしたでした。ほそぼそとhtmlを楽しんでいた私。衝撃でした。いままでとは比べ物にならないほど簡単にサイトが作れました。これがブログでした。

日経新聞に小さくですが、「日本にもブログが上陸した。これからは個人からの情報発信が..」との記事があったことをしっかり覚えています。

ただ、私は文章書くのが苦手なこともあって、コンテンツを書いて発信することより、ブログを作っているCMSの仕組みに興味を持ちました。情報発信ができる”価値”に気づいていませんでした。

読んでもらえていることに気づく

それから約10年ほど、日記みたいなブログを”作っては止めて”を5回か6回繰り返していました。ところが大きな出来事が起こりました。体調がおかしいと病院に行ったら、双極性障害の診断が、そして、その病気から離婚調停です。就労不能と診察されました。

治療と病との日々になりました。会う人は3人のお医者さんと、この状況を理解してくれた高校の恩師2人と親友1人だけという日々でした。家族は別居している父と母でしたが、肉親はカウントできないわけで。

社会から自分は”消えた”と感じました。転げ落ちたではなく「消えた」でした。

幸い、治療に恵まれ1年ほどで回復に向かいだしました。なんどか更新していたブログ、ふとアナリティクスの画面を見ました。あれ、毎日アクセスがある!とビックリしました。検索から数個の記事が見てもらえていました。

書くことから得たこと

いままで年間に10人の方とした会っていなかったのに。ブログでは毎日20人の方と出会えている。軽い気持ちでブログを書いてみるか!と思いました。そして、書くことの面白さに引き込まれて、記事をドンドン書きだしました。

記事をかくほどにへたっぴな日本語が少しはマシに、また、ブログを管理することを学ぶ楽しみに、速くタイプしたいと親指シフトと出会い刺激を受けました。

出会い

大きな変化が起きていたのが今年の3月でした。その時は気づいていませんでしたけども。初めて、ブログのセミナーに参加しました。大阪で行われたアジャイルメディア・ネットワークさんのイベントでした。

ブロガーって言えるほどでないし行っても良いだろうか、逆に、なんかあれなイベントだったら..アジャイルメディア・ネットワークさんを知らなかったのです。

失礼な話は承知の上、正直に書きます。変な商材買わされそうになったら走って帰ろうと胸にギュッと決意して、緊張とともに行きました。そんな気持ちなので、逆にライトニングトークに手を挙げたりしていました。

参加して...本当に人生を救われたんです。あっこんな素晴らしい出会いに巡り合わせて貰った。そう感じました。

これがきっかけとなって、凄い勢いでイベント・オフ感に参加しました。失った気持ちを取り戻したかったんです。ブログの凄いのは参加したリアルとネットをつないで行く力でした。一過性のイベント参加とは違い、そこから、どんどん深く知り合っていくことができました。

イベント外でもお付き合いの時間を持てました。お話を聞いて帰宅してから、ブログを見ると”あっなるほど!”と感じました。その人の気持ちと考えが形になって読む事ができるからです。

親指シフトの自作キーレイアウトも多くの人に使って頂けるきっかけを得ました。これもブログなく、実現できなかったことです。SNSを中心に広がって行きましたが、ブログの記事が紹介される形でした。

さらには、作った私より、このキーレイアウトの価値に気づかれている!ということを知ったのも、ブログを通じてでした(笑 。

3つの記事をリンクしました。リンクの力。ブログ登場以前から指摘されてきました。しかし、だれでも簡単に使える?というわけではなかったと思います。ブログではこれを簡単に扱えます。気軽にリンクを配置できます。

Myphoto

自己肯定感を生んだ

双極性障害を自己肯定感で受け入れることができました。今年の6月でした。ブログで双極性障害という病気を持っていることを書きました。

「書くこと」思考を整理する事と感じています。自分を認めることにつながって行きました。日記に書くのと違います。ブログに書くという事は「誰でも読める」文章を書くわけです。どうして「双極性障害を書いたんだい?」と、いま自分に尋ねてもそれほど”きちん”とした言葉で表現ができません。

ただ、誰かに話したかった。そして、聞いてもらいたかった。それが実現できるツールを持っていた。ただ、それだけ。

書いた記事に対して「読んだよ」とのレスポンスや、ありがたい言葉をかけてもらいました。”こんな自分でも良いんだ”と今まで感じた事のない気持ちでした。

個人が情報発信する力

ブログの登場によって、いままでネットの上で個人が情報発信することが簡単になりました。そして、実際にブログを通じて希望を持てた個人がいる。そして、その経験を個人で発信して共感してもらえている。

ブログがあってよかった。書き続けたことに意味があった。そう深く感じます。

参加します!一緒に楽しみませんか?

18切符で東京に行きます。前後の数日間は滞在しています。

「さあ!自分を発信しよう」

ブロガーサミット 2013 ブログ10周年!

Dblogger
Via: ブロガーサミット2013 | アジャイルメディア・ネットワーク

イベント概要

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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