この記事のポイント
- 検索エンジンロボットの「インデックスを外すnoindex設定」を実現するためにPHPコードを使いました。
- 今回使ったPHPコードの5つのポイントをまとめました。
- これをきっかけにPHPを使ってみませんか?
2つ以上の複数カテゴリーの記事を一括で、noindex設定
こちらの記事にて、検索エンジンロボットのインデックスから外すnoindex設定について話題にし、
[箱] 手作業なく簡単・一括に!2つ以上の複数カテゴリー”記事”をGoogleさん インデックス不許可 “noindex”の設定方法
2つ以上の複数カテゴリーの記事を一括で設定する方法を紹介しました。
[php]
<!– HERE: No_Index with category check –>
<?php if (
is_category(array("カテゴリーID A","カテゴリーID B"))
|| ( in_category(array("カテゴリーID A","カテゴリーID B")) && is_single())
)
{
echo "<meta name=\"robots\" content=\"noindex, nofollow\" />\n";
}
?>
<!– END: No_Index with category check –>
[/php]
このように、ちょっとだけPHPのコードを使います。header.phpの一番下に設置することで、指定したカテゴリーの記事のmeta情報にnoindexが書き込みされる仕組みです。
PHPコードで設定したポイントを紹介します。
if文
”if”で括られています。ifで始まってそのまま終わっていますので、『もし〜なら、これこれをしなさい」という条件分岐になっています。
指定したカテゴリーに属する中で「単独記事ベージ」な場合か、「カテゴリーページ」にであれば、echo以下の””を書き込みなさいという命令です。
- カテゴリーに属する中で単独記事ベージの例:[箱] 【ものレポ】Evernoteが元気です。靴下が凄いですね。
- カテゴリーページの例:[箱] 1100:ものレポ | [箱]ものくろぼっくす
WordPressの基本操作と使い方|WordPressのツボ
array
複数のカテゴリーを指定するには『array(“A”,”B”..)』と書き、配列指定にします。arrayがないとうまく実行してくれません。結果がおかしくても、エラーにならず動作するので注意します。
今回は下のようになります。
is_category(array(“カテゴリーID A”,”カテゴリーID B”))
論理演算子 ||
「||」この記号の”左”と”右”のどちらか一方が TRUE なら、TRUE にする”記号”です。「カテゴリーの記事」か「カテゴリーページ」”どちら”かなら、echo以下を書き込む、この”どちらかなら”を決めている大切な記号です。
&& is_single()
「&&」は記号の「右も左も」どちらもが TRUE でないと TRUE にならない決まりです。右にあるのが is_single() で”単独記事ベージ”か?を判断しています。これがないとトップページも含まれます!
トップページに”noindex”となっては困ります。&& is_single()の記述、大切です。
”トップページ以外なら..”と書くこともできますが、if文が二重になって動作速度的にどうなん?となります。”個別記事である”=”トップページ以外”です。書き方が違えども同じ内容です。これで if 文もシンブルになります。
echo
echoは、後ろの括弧内の文字列を出力します。出力=htmlに書き込みます。
PHPのコード中では『”』のダブルクォートは特別扱いになります。なので、エスケープシーケンスの『\』を頭につけます。これがないとエラーになります。
ものくろ はこう思った
自分自身の覚え書きとして、また、PHPでWordPressをカスタマイズできるらしいけど..「自分で設定なんてできないよ」と感じられても、
[箱] 手作業なく簡単・一括に!2つ以上の複数カテゴリー”記事”をGoogleさん インデックス不許可 “noindex”の設定方法
この設定方法を使ってもらえたら..と思ってまとめました。
WordPressの”やりたい”ことができるようになります。ぜひこの機会にPHPを使ってみてください。
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