<この記事は前のサーバーから移しました。 2009/04/30 に書いています。当時のままの記事です。>
「CFカード疑似SSD化 レッツノートCF-R2 劇遅! その2「 FAT32がいい?」」で書いたように、あまりにも遅いCFカードでの疑似SSD化。WindowsXPのフォーマット+新規インストールだけで8時間かかる状態です。CFカードでの疑似SSDは、ここであきらめました。トランセンド-TS8GSSD25-S IDEのSSDです。しかもSLC。MLCはプチフリがあるので避けました。CF-R2へSSDのインストールです。
SSDをレッツノートに取り付けるには前段取りが必要です。
SSDの41番ピンと44番ピンを根元から折ってちぎります。
買ったばかりのSSDのピンを折るのは抵抗がありますが、回路電圧の都合、この細工は必要です。こちらの「旧PC(Let’s note CF-R2)がSSDで復活、その四」を参考にさせてもらいました。また、こちらでは抵抗を追加する加工もされています。自分の環境では抵抗の追加は無くて動きました。
ピンを折ったら、裏からねじを外します。この疑似SSD化の実験?で何度もねじを外しているので、もう慣れました。なんどやっても、静電気には気をつかいますね。CFカードと違うのは、HDDと同じなのでぐらついたりしません(当たり前ですが)。
無事に取り付け完了、簡単です。
外付けのDVDドライブをUSBにつないで(レッツノートCF-R2のUSB、片方はUSB1.1です、注意!。知らなくて「USBチップが壊れたのかも」と勘違いしました。)、WindowsXPを無事にインストール。インストールが15分で完了。これにはびっくりです。速い。歩いて移動していたのが、いきなり新幹線で移動した感覚です。
容量が8GBと限られているので、アプリを入れずにネットサーフィン専用機として使うことにしました。SSDにしたことで、ゼロスピンドルになりました。レッツノートが動いている状態でも、気にせず家の中を持ちながら歩けます。いままでHDDをいたわりながら使ってきました。速度も良いのですが、持ち運んでも大丈夫なことはブラウジング専用機のメリットになりました。家族に見せる時もすぐに動かせます。
SSDを買って良かったです。今までのCFカードと格闘した2週間は何だったんだろうと思います。SSDが到着してから、Windowsのインストール完了まで半日かかっていません。
これでレッツノートCF-R2が復活しました。朝に新聞記事を読むのが日課になりました。すぐに起動するのが大助かりです。メインPCでちょっと調べ物を、と思ったときにもレッツノートで簡単にすぐに調べられます。いままで、速度が遅くてほとんど使っていなかったのをSSDが見事に復活させてくれました。