M4チップ、かなり当たりな感じです、M3はM2を省電力にしたけど、性能はほとんど変わってない?という感じでしたが、M4は性能アップに全振りしてきた印象。M4 Maxと性能が高すぎと感じた(毎日、動画制作する人には良いかもしれない)ので、M4かM4 Proどっちと、かなり迷ったので、Youtubeのレビュー動画をチェックして、どっち選んだら良いのか、まとめました。(動画リストは最後にあります)
M4かM4 Proか迷いませんか?
ということで、2024年の新しいMacBook Pro、M4とM4 Proの選択で迷っている方も多いんじゃないでしょうか。Youtubeのレビュー動画を何時間も見て、僕なりに選び方を整理しました。
M4がピッタリな人
こんな方には、M4ベースモデルかなと
普段使いとクリエイティブワークがメイン
- いつものOffice作業やネットサーフィン
- 写真編集や動画編集も気軽に
- コードを書いたり
- Zoomでミーティング
バッテリーの持ちを大切にしたい人
- M4は効率重視の設計だから、長時間行ける
- 発熱も控えめで、外でも安心して使える
コスパを考えている人
- 今の作業には十分すぎる性能
- 予算を別の(例えば iPhoneなどに)アップグレードに回したい
M4 Proがおすすめな人
こんな方は、M4 Proへの投資かなと
ガッツリとクリエイティブワーク
- 4K/8K動画編集が日課
- 大量の写真処理をバンバンこなす
- 3D作品作りや重たいグラフィック処理
色んな作業を同時進行する人
- 動画編集しながら配信とか
- 重たいアプリを複数立ち上げる
- ブラウザのタブを何十個も開きながら作業
長く使い続けたい人
- 3-4年は大切に使いたい
- ハイエンドな作業もストレスフリーでやりたい
M4とM4 Proの比較:実際の性能差はどうなの?
上のグラフを見てもらうと、M4を基準(100)にした時の違いが分かります。
特に目立つのが:
- 4K動画レンダリングが約1.8倍も速い
- マルチコア性能で1.4倍の差
- メモリ帯域幅に至っては2.2倍以上の開き
逆に、AI処理の差はほぼ無いのは、M4もM4 ProもAI処理を行う部分は同じチップを使っているから。
じゃあ、M4とM4 Pro どう選べばいい?
僕の感触としては
- 今の使い方だけじゃなくて、2-3年後の自分を想像してみる
- M4 Proのメモリ帯域幅は魅力
- 動画編集もするので、レンダリングが高速になるのは魅力的
- とはいえ、普段使いメインなら、M4ベースモデルで十分すぎるぐらい、、だけど
と、迷いに迷ったのですが
僕の優先順位は:
- 動画編集とZoomでの安定性
- Thunderbolt 5対応
- 動画レンダリングが約2倍速い
- メモリ帯域幅が大きい
- 冷却性能が優れている
ということで、僕はM4Pro(下位の12コア)モデルをチョイスしました。
M4とM4 Proのスペックまとめ
MacBook Pro 14インチの場合
- – M4ベースモデル
- – CPU 10コア、GPU 10コア
- – メモリ16GB、ストレージ512GB
- – Thunderbolt 4ポート×3
- – M4 Pro:$1,999
- – CPU 12コア、GPU 16コア
- – メモリ24GB、ストレージ512GB
- – Thunderbolt 5ポート×3(80Gb/s、ビデオ帯域幅最大120Gb/s)
メモリ帯域幅の違いも大きくて:
- – M4:120GB/s
- – M4 Pro:273GB/s
ベンチマーク結果も気になります:
- – Cinebench
- – M4:シングル2,178、マルチ13,368
- – M4 Pro:シングル2,199、マルチ18,764
- – GeekBench 6
- – M4:シングル3,678、マルチ14,345
- – M4 Pro:シングル3,860、マルチ20,371
- – GPU (OpenCL)
- – M4:37,817
- – M4 Pro:60,853
M4とM4 Proの比較:実際の使い心地の差は?
性能テストで興味深かったのが、実用面での差:
26分の4K/60fps動画書き出し:
- – M4:約5.5分
- – M4 Pro:約2.5分
65GBのファイル転送:
- – M4:2分45秒
- – M4 Pro:2分19秒
これを見ると、特に動画書き出しでの差が大きいんですよね。でも、通常の編集作業では両方とも快適に動作するみたいです。
意外と気になるM4とM4 ProのAI処理性能
Final Cut Proのマグネティックマスク(4K 60FPS 1分間の動画):
- – M4 Pro:3分05秒
- – M4:3分10秒
- – M3 Max:3分11秒
- – M3:3分35秒
Photomatorの一括処理(7枚の写真):
- – M4 Pro:46秒
- – M4:49秒
- – M3 Max:53秒
- – M3:56秒
意外だったのが、M4とM4 Proの差がそこまで大きくないこと。むしろ、どちらもM3 Maxより優れているというのが興味深いですね。
冷却システムの違いも気になります:
- – M4:冷却ファン1基
- – M4 Pro:冷却ファン2基
長時間の作業が多い僕には、この違いも重要と感じています。
M4とM4 Pro 悩ましい選択のポイント
将来性を考えると、以下の点で迷います
1. M4ベースモデルの場合
メリット:
- – 現時点では十分な性能
- – コスパが良い
- – バッテリー持続時間が優れている
- – 16GBメモリでも快適に動作
- – 起動が速い
デメリット:
- – 将来的な性能の余裕が少ない
- – メモリ帯域幅の制限
- – 発熱対策が1ファン
- – Thunderbolt 4の制限
- – 重たい処理での制限
2. M4 Proの場合
メリット:
- – 将来的な性能の余裕がある
- – メモリ帯域幅が大きい
- – 発熱対策が充実
- – Thunderbolt 5対応
- – マルチタスクでの余裕
デメリット:
- – 初期投資が大きい
- – 現時点では過剰スペック感
- – バッテリー消費が若干多い
- – 価格差が$400
- – 冷却ファンの音が気になる可能性