親指シフトの習得は「あいうえお」順に練習していますか?実は違うアプローチがあります。

親指シフトを習得するとき、勘違いするポイントがあります。ひらがなの50音を全てキッチリ覚えるために「あいうえお」に練習してしまいがちです。

でも、親指シフトの配列は、よく使うひらがなの音の順番を研究した上で設計されています。

パッと見ると、一体どうして何故?こんな音が並んでいるの?

「うしてけせ」って並んでいる法則は、どういうことですか?となるのですが、日本語でよく出てくる、つまり頻出率を考えて、かつ、どの指にも負担が集中しないように、並べられています。

ですので「あいうえお」の順番で覚えるのではなく、下の3パターンのキー配列に分けて、練習します。

  1. ホームポジションの段
  2. 上段
  3. 下段

たとえば、「東京」や「信濃」は、ホームポジションの段だけで入力できます。「手を押して足を乗せて」などもホームポジションの段だけでタイプできます。

親指シフトは独特の配列ですが、日本語の頻出率を考えると、ホームポジションの段だけで、55%の音がタイピングできるように調整された配列なのです。そして、ホームポジションの段と上段、2つの段を使うと、85%の日本語頻出率をカバーしてくれます。

なので、全ての配列を一度に覚えるのではなく、上の3つの段階に分けていくのが習得へのコツです。だんだんタイピングできる単語が増えて、やりやすくなります。

親指シフトについて直接は語られていませんが、何かを習得することをターゲットにして書かれている書籍がこちらです。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

プロフィールはこちら

10月14日開催 参加者募集中
(画像をタップ→詳細へ)

ミッションナビゲート モニター
(画像をタップ→詳細へ)

広告