『T/IT : 不寛容について』人の知性と暴力の関係とは、現実から目を逸らしていないか、そんな思考がグルグル回るステージパフォーマンスを体験

「大きなトゲのある枝を握り、まっすぐ直視する視線」が伝えたいモノはなんなんだろうか?

その問いを考えるため訪れたのが京都芸術センター。

こちらで開催されている『T/IT : 不寛容について』のパフォーマンスを体験しました。

虚を突くような、乱暴かつ、唐突なタイミングから始まり、舞台の世界に巻き込まれ、気がつけば終幕となり、拍手をしていました。

抽象な表現を駆使したステージでのパフォーマンスは、新鮮でした。

会場を後にして、何気なく道を歩いている時に、ふっと京都の空を見上げると、直接は語られてなかった下のようなメッセージが、頭の思考に浮かんできました。

「お前は、この地球で起きている現実に蓋をして、目を逸らしていないか?」

「今、この瞬間、地球で起きていることを本当に理解してるのか?」

「傍観してわかったような顔をしていないか?」

「なぜ、我々は奪いあうのか?」

「人が人をどうして暴力で傷つけるのか?」

「権力はなぜ、生まれるのか?」

これらはカンタンに答えが見つかることではないかもしれません。

しかし、誰かが解決してくれるだろう、と、考えることを放り投げて良いのだろうか?

一人一人が、このトゲを直視することが、答えに近づく道では、そう感じます。

この素晴らしいパフォーマンスをぜひ体験してください。明日3月12日がラストステージ。当日券もあるそうです。詳しくはこちら。

チケットのご予約はこちら。

蛇足ですが、このパフォーマンスは、ブログのコーチを行なっているShinyaBさんのご縁で知り、体験できました。

ShinyaBさんは、ドラマトゥルクとしてこのパフォーマンスプロジェクトに参加されています。

お昼の部 公演が終わった後に、夜の部 公演にむせて、パフォーマンスの改善点をまとめフィードバック作業されているところを、一枚撮影しました。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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