プレゼンテーションを行うときに、PowerPointやKeynoteの操作をどうすると、格好良くできるのか?こういう事を考えるのが、大好きな ものくろ おおひがしです。
いままではiPhoneを使っていました。Keynoteリモートです。無線Lanを使う方法なので、アクセスポイントを自前で用意するか、アドホック接続するか、ちょっと敷居が高い物でした。
コクヨさんから発売された「黒曜石」は、今までとは違います。ポタン操作のみ、しかも、プレゼンテーション専用のデバイスです。PowerPointとkeynoteに対応しており、windows・macの両方で使う事ができます。3500円ほどだったので早速ポチって試してみたら、スゴく良かったです。
大きさ
ちょうど500円玉ほどの大きさです。厚みはiphone5よりすこし厚いと感じました。重さはほとんど気になりません。指輪型で使います。レーザーポインター用の細いリングが同梱されています。これ、指が細い女性にもぴったりだと思います。”太い”のと”細い”のと2つセットになっているのは嬉しいです。
電池はポタン電池です。平べった方(+)をリング側にして入れます。ポタン電池は久しぶりに使います。小さな物なので気をつけないといけませんね。
とにかく小型です。なのに、プレゼンテーションに必要な機能は押さえています。削ぎ落として出来上がったアイデアです。大好きです。
受信機
USB型です。最近の物にしては大きいです。Macにつけると不格好なのですが、プレゼンテーションの間だけなのでまあ良いでしょう。大きなアンテナが入っているのだと思います。15m 離れても操作できるとスペックにありました。
私の場合は、受信機を取り付けた時に設定画面が表示されました。これは設定不要なので、×を押します。
インストール完了です。黒曜石を指につけ電源を入れたら、準備万態です。
Keynote
十二分でした。送りと戻りが簡単に手の中で操作できます。また、送りポタンが大きく、戻りポタンは小さいので、押し間違えない操作性が気に入りました。
もう一つ便利と感じたのは「BlackOut」ボタン。これを押すと、画面を一時的に真っ暗にできます。これは使える機能です。プレゼンテーションをわかっているなコクヨ。
注意点は電源の切れ忘れだと思います。スリープモードになりますが、少しづつはバッテリーを使います。本番に使おうとしたら、バッテリー切れでは悲しいです。使った後はすぐに電源スイッチを切る習慣をつけた方が良いと感じました。
持ち運びポーチが付属していますから、これに片付ける時に電源をきる癖がつくと良いと思います。しかも、USB受信機がリングに刺さる親切設計です。これがいい感じ。
今までのように、無線Lanのトラブルが起きたら動くかな?というドキドキ感から解放されました。これは使い勝手がいいですよ。
体を動かすことも大切
このように考えています。私個人の極論です。ノートパソコンの前で立ちながら話すより、体を使ってプレゼンテーションするのが好みです。いままでも、iPhoneを使っていました。
黒曜石はセットアップも簡単です、気軽に使えます、押し間違えしにくいデザインです。すばらい。両手が自由なのでプレゼンテーションの表現方法に広がりがでます。どう活かすかは私次第ですが。
1つだけ難点かな?と思うのは、「あっ黒曜石を使っている!」とみんなの注目を集めてしまい、肝心のプレゼンテーションをだれも見なくなる恐れがあることかもしれません。
これは着眼点が素晴しい製品です。自信があるので黒曜石とネーミングが決まったのかなと。みんなより進んだプレゼンテーションをやりたいあなたにおすすめです。私は週末のプレゼンテーションに使います。