はい?呼んでいただき光栄かつ恐縮です。ものくろ こと おおひがしです。以下、書き下ろしのスペシャルですw。
◆ 中国経済がヤバすぎてアベノミクスどころの騒ぎでない: やまもといちろうBLOG(ブログ) ( via やまもといちろうBLOG(ブログ) ) 全コメもこれだけ私の理解を超えてしまっているものについては書きようがないわけで、勉強が足りなすぎて反省と言うコメントだけ残しておきます。ものくろさんあたりが丁寧に解説してくれそう。
via:[どんブロ] 全コメ完了 2013/08/13版 | 覚醒する @CDiP
コメント
日本経済は詰んでいるとの指摘ですね。「もちろん異論は認めます、私も確証ないんで。はい。」とのこと、確証を得ているのにごまかす投資家のポーカーフェースを感じます。
投資家
ではありません。わたし失業者です。一方、切込隊長はプロです。経済のキレキレな記事だなと思いつつ、はて、なぜこの記事を隊長が書かれた?疑問も感じます。という素人ですが。全力では調べれます。ネットのおかげです。
考えろよ、おめーら。
こういうことと思います。選挙の結果、アベノミクスで突き進めとなったけど、どういうことか?「個人個人が考えないといけない」との指摘だと思います。只でさえ”付和雷同”な日本人です。金融危機が多分起きるのでその時に、考えなく行動することがどういうことを引き起こすのか?を指摘していると、解釈します。
どんな騒ぎどころでないのか?
アベノミクスが進んでいるようであっても、中国経済が吹っ飛ぶとどうすることもできないし、吹っ飛ばなくてもリーマンショックぐらいは平気で起きるだろうし、避けれないし、破綻を先送りにするほど、不良債権という爆弾が増えているしと。そんな騒ぎです。
もうちょっと詳しく
なんで”詰んで”いるのか?
アベノミクスは3本の矢とのことです。大胆な金融政策・機動的な財政政策・民間投資を喚起。
私が小学生のころは”日本は輸出で儲かっている国”と習いました。今は違います。外需はGDPの15%です。なので景気をよくするには国内を成長させる必要が有ります。
データ引用:統計局ホームページ/世界の統計2013 第9章 貿易から表作成
内需が低迷している(デフレっている)ことが問題なので、大規模な公共投資(国土強靱化)で内需を作ります。この投資には国債発行にて資金を準備するわけですが、1本目の矢で円安傾向になり、為替によって自動車会社の利益が”うそ”だろってぐらい改善しました。そこら辺で国債の資金を確保なわけです。本命の2本目の矢となる国内需要を増やす段取りです。
引用:統計局ホームページ/日本の統計-33 相手国別輸出入額 平成23年 ただし、台湾・香港が韓国の次に各々あることに注目。
ところが、外需の一番のお客さんの中国が、なんか”すごくまずいオーラ”が全開なんです。政治的なことがどうであれ、一番のお客さん。ここから利益をもらえるだろうで、借金するわけです。国債は国内貯蓄高とつり合っているのですが、貯蓄の流動性が低く、単純にそれでオッケーとおおひがしは思っていません。ここは異論はあると思います。それはわかります。
中国が破綻するとやばいのですが、シャドーバンキングもあり中国政府も訳がわからない、つまり経済状況が誰もわからないのかも知れないのです。シャドーバンキングを取り締まると経済破綻に近づくのですが、国内状況から取り締まるしかない様子です。
日本の1本目の矢の量的緩和で行き場がない資金が東南アジアに流れています。とりあえず儲かりそうだぐらいでの投資です。なにかあったら、一目散に資金を引き揚げます。この投資を日本が引き起こしています。仕方なんいんですけど。なぜなら、3本目の矢が”民間投資”を起こすことです。日本企業は東南アジアに生産拠点を多く持っています。
どうなっても、中国の破綻もしくは経済の急激な縮小は起こるはずです。そうなると、アベノミクスの1本目の矢が折れます。3本同時に折るのは難しいです。でも3本を折ろうと曲げている途中に、1本を折るというより燃やしてしまって、2本にしたらすぐに全部が折れます。
中国頼りなんです。もともと、内需が起こりにくくなるほど、国内市場が成熟しているので、どっか外国から搾取するしかないのです。中国がまずいので違うところに、、となっても、中国ほど大きな市場はインドぐらいです。じゃインドと思っても、実はこれがまたやばいのです。
インドとアメリカの関係です。アメリカは輸出で景気を取り戻しています。インドに対してもです。このアメリカの景気に支えられているのが、中国です。なので、インドに対して日本がガンパルほど日本の首を絞めます。
中国の破綻が起これば、インドからの利益より、中国の影響の方がはるかに大きいでしょうし。その破綻処理つまり不良債権処理に時間が掛かるほど被害は大きくなります。最悪のシナリオです。
内需を都市と地方の不均衡をなくすようにして、成熟した国内市場をぶっ壊して、国内単体で内需を起こせない?と最後に書かれているのですが、これはかなり難しいかもと感じます。地方のメリットを作るのにすんげー大変だし、ぶっ壊すことが嫌な人たちが大人な事情に長けているようです。
なので、アベノミクスをしてても、中国経済が吹っ飛ぶとどうすることもできないし、吹っ飛ばなくてもリーマンショックぐらいは平気で起こるだろうし、そのあと不良債権を処理できずグダグダして世界中に債務問題をまき散らすのです。なので詰んでいます。
ハイ、王手。
一番始めの疑問
もちろん異論は認めます、私も確証ないんで。はい。
めずらしく婉曲な表現です。”異論ねーだろ”と同じなんですが、語調が普段と違われているというのは、あまのじゃくな私の悪い癖ですよね。救いが無いエントリーなんです。警鐘を鳴らしてもどうしようもない。”確証を得た”と言うことを投資家の方が書く意味を知りたいのですよ。
先物市場が折り込み始めているだろうという指摘と”リスクヘッジするしか他がない”がヘッジしようがない未来。一歩兵の失業者の杞憂であって欲しいのですけども。
ド素人の蛇足
ここ最近の景気が良いと言われているのは、消費税が上がる前に駆け込みで住宅を買っている人が増えているだけと感じてます。だって、100万単位で税金増えるんですよ。住宅を所有することが一番リスクなんですが、いまだに持ち家って良いよって(ry。
住宅を新築なり購入(中古でも)すると、新しくいろいろ買います。内需の全分野に波及効果があります。ただし、消費税増税を見越した未来の需要の先取りです。しかも、それが住宅ローンという債権に乗っかってます。あれ?理由は違えども、2008年によく似たことが有りませんでした?
こんなことをグダグダと真夜中に考えると楽しい。変態なので、暖かく見てもらえるとうれしい変態エントリーです。
元情報
貿易依存度については、統計局ホームページ/世界の統計から、GDPにおける貿易の占める割合は15%程度の根拠です。
統計局ホームページ/日本の統計-第15章 貿易・国際収支・国際協力から中国がお得意さんとのデータを引用しました。
異次元緩和と言う言葉。異次元緩和とは – はてなキーワード これも鍵になっています。
先物チャート
先物取引 Comtex web > 先物チャート一覧 > 国内銘柄・日足チャート
5月半ばから、日足チャートがぐちゃぐちゃになっています。月足で見ると「経済上向いていること」が”幻”に感じます。
ぶっちゃけ良かったり悪かったりぐらぐら
その通りです。これは金も銀もパラジウムも油も似たり寄ったりです。工業が活発ならパラジウムは上向くのですが、チャートは違います。
先物の凄さが2008年です。パラジウムを月足でみると、2月に一番大きく下げています。リーマンショックは9月なのに、7ヶ月 前です。怖いですね。
2013年の月足が上向いているように見えますが、ローソクが長すぎます。どっち行くかわからない。それと、なんか買だ売りがサイン出てますが、個人的にはここで?と思うわけです。この5月のところでポジション持つんだ。ふーん。MACDと移動平均線では判断できないなー。
最後に
もちろん異論は認めます、私も確証ないんで。はい。素人ですし。