ドコモ iPhone5sを使っています。平均して”速くもないけど・遅くもない”そんなそこそこの速度で繋がるのですが、ドコモのxi(LTE)はいくつかの周波数を併用しています。これは他のAUでもSoftbankさんでも同じです。
で、画面左上のアンテナでは【どの周波数バンド】に接続してるか?はわからないんですよね。テストモードを起動させるコマンド(電話番号)を入力すると、このどの周波数?を確認できます。
Field Test 起動
iPhone5sの”電話”を起動します。
3001#12345# を入力して、発信(緑の受話器アイコン)をタップします。これでテストモードのアプリが起動します。
Serving Cell Info
起動した画面の「Serving Cell Info」をタップします。
周波数がわかる
上から2番目に表示されている「Freq Band Indicator」が周波数の区別ナンバーです。ここでは【1】なので2,100MHz、いわゆる2GHzのxiに繋がっています。
一つ前のiPhone5ではauとsoftbankさんでは周波数が違いから、iPhone5の機械そのものが違う仕様でしたが、iPhone5s・iPhone5cになってからは3キャリアとも共通仕様になっています。
この機械の仕様を見分けるのが「モデルナンバー」でして、iPhone 5sは”A1453”・iPhone 5cは”A1456”になります。どちらのモデルでも使える周波数は下のようになります。
- 1(2,100MHz)
- 2(1,900MHz)
- 3(1,800MHz)
- 4(AWS)
- 5(850MHz)
- 8(900MHz)
- 13(700c MHz)
- 17(700b MHz)
- 18(800MHz)
- 19(800MHz)
- 20(800 DD)
- 25(1,900MHz)
- 26(800MHz)
参考:
- Apple – iPhone 5 – View countries with supported LTE networks.
- iPhone 5s はモデルA1453。iPhone 5cはモデルA1456。SIMフリーならdocomoか(米)Sprint ? / もっと知りたいリンゴあれこれ
- ちなみiPadの仕様はこちら
ドコモは3つのバンド
バンドはたくさんありますが、ドコモで使えるのは バンド1・3・19の3つのみです。
- 1(2,100MHz)
- 3(1,800MHz)
- 19(800MHz)
1がxiでメインになっている2GHzです。混雑が激しいバンドでもあります。19がドコモハイスピードもしくは800MHzプラチナバンドで提供されている周波数です。3は東京・名古屋・大阪のみぐらいでエリアが限られるのですが、最近整備を進めている1.7GHzです。使えたら、空いているらしい?です。
あっドコモは1.5GHzもありますが、iPhoneは未対応で、android端末のみです。1.5GHzも使えるandroid端末には「クワッドバンド使えます」と案内があります。
画像引用・参考:どこでもつながりやすく | docomo LTE Xi | NTTドコモ
あれ、なんか速度が出ないなぁと感じた時に、このコマンドでどのバンド(周波数)を使っているか?知ると、便利かもしれません。
個人的には22時間並んで買ったiPhone 5sなので、1.7GHzの整備が進んで「ドコモも速いで!」と言いたいなぁと思っています。Xiと3Gの切り替えはスムーズなので、1.7GHzもスムーズに使えると期待しています。