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修二会(お水取り) 東大寺 二月堂の清い炎の祈りの貴重なCD音源、奈良の春の訪れを感じられる

奈良 東大寺大仏殿を見下ろす位置にある二月堂。

東大寺 二月堂

毎年3月には、1200余年途切れること無く続けられてきた祈りの行事である修二会(お水取り)が行われます。その二月堂の中に居るように、繰り広げられる行(祈り)を耳から体験できるCD(お水取り 東大寺修二会)を見つけました。

3月12日は籠松明

大きな「籠松明」に炎が舞う3月12日が「お水取り」の日として有名ですが、行事の準備は12月16日から始まり、お松明は3月1日から14日まで毎日あげられています。

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お松明は3月1日から14日 毎日上げられます

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このお松明は、修二会の祈りのために、11名の練行衆(れんぎょうしゅう)がお一人お一人、二月堂の行(祈り)へ上がるために足下を照らす道明かりです。日によってお松明に灯が入る時間が異なります。くわしくはこちらの東大寺Webサイトのページをご覧ください。

3月12日のお松明は籠松明を含めて11本、それ以外の日は10本のお松明が上がります。そして、修二会の行はお松明の後も真夜中まで続きます。お松明は始まりに過ぎないのです。

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1972年収録の音源

修二会の雰囲気を感じることができる貴重なCDがこちらです。

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1972年と、約45年前に収録された音源を聞くことができます。

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ただし、残念なことに、オリジナルマスターテープは消失しているようでして、このCDはレコード(LP盤)から音を復刻し、デジタルマスタリングされたものです。

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災いを取り除き、幸せを向かえる祈り

発願、走り、投地、達陀、そして、お松明のチリチリパチパチと炎が上がる音が克明に記録されています。

人が知らず知らずに犯している「身・口・意」の「十悪」の過ちを懺悔し、厳しい奈良盆地の冬に終わりを告げ、春の訪れを感じることができる貴重な音源です。

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十悪とは – コトバンク

二月堂 納経所にて購入

このCDは二月堂境内の納経所にて購入しました。3,000円でした。お水取りの書籍もありました。

お水取りハンドブックという資料集がCDには付属しており、たくさんの知識を得ることができ、個人的には大満足です。

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お水取り 東大寺修二会
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この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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