Viexnの単眼鏡 マルチモノキュラー 4×12を購入しました。
- マルチモノキュラー 4×12|単眼鏡シリーズ|株式会社ビクセン/Vixen → http://www.vixen.co.jp/product/bino/monocular/110506.htm
Amazonのリンク → Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105
もうすぐ始まる第66回正倉院展にて、活用しようと考えています。美術展にどうして単眼鏡を、しかも、倍率の低い4倍なのか?をまとめました。実際に使うのが楽しみです。
画像はViexnさんのサイト(http://www.vixen.co.jp/product/bino/monocular/110506.htm)から引用いたしました。
去年の失敗から
去年の第65回正倉院展を楽しんだ時には、双眼鏡を持って行きました。両目で見た方がイイのではないかと考えていました。これが大失敗でした。
- [箱] 第65回 正倉院展と奈良を楽しみたいと考えた計画案 | [箱]ものくろぼっくす → https://mono96.jp/?p=18757
使った双眼鏡は同じViexnの製品です。10倍の倍率、眼鏡を掛けていても使いやすいハイアイポイント設計です。
- アリーナ M 10×25|双眼鏡|株式会社ビクセン/Vixen → http://www.vixen.co.jp/product/bino/arena_m/134809.htm
3m以上離れていないとピントが合わないのです。正倉院展の会場は間近で美術品を見ることが出来ます。そのため、ほとんどのシチュエーションでピントが合う3mより近い場所からとなって、使えませんでした。
双眼鏡を使うために、わざわざ離れて見るのもナンセンスです。この時に周りを見ていると単眼鏡を手にしている方が多くおられました。『あっ来年はこれや!』と感じました。
ピントの合う距離が大切
今回、Amazonで購入しました。ただ、製品を選ぶ時に、去年の失敗だったピントの合う距離(範囲)が分かりにくかったです。
注意しないと、単眼鏡でも数メーター、中には3m離れないとピントか合わない機種もあります。低価格な製品はほとんど、1m以内の範囲でのピントは難しい様子です。
1mと言わず、30cmぐらいからピントが合う機種を探して、見つけたのがこの機種でした。4倍のモデルは、わずか20cmからピントが合います。
倍率違いの3モデル
この機種は倍率違いの3モデルが準備されています。4倍・6倍・8倍です。
倍率が大きい方が拡大できます。例えば 2m離れたものを見ると、4倍なら50cmの位置へ立つのと同じですが、8倍なら25cmとぐっと近づくわけです。
ただ、倍率が大きくなればなるほど、暗い場所は苦手になります。これがポイントです。美術館の照明はそれほど明るくないです。そして、倍率が大きくなれば、手ぶれもしやすくなります。
なので、今回の用途を考えると、6倍か4倍か?の2つから選ぶことになります。
なぜ4倍?なの?
そして、倍率は控えめな4倍モデルを選びました。調べると、単眼鏡選びは6倍が一般的なようです。ただ、4倍の方が薄暗いシチュエーションに強いし、低倍率なので、手ぶれも少なく、長時間使っても疲れないと予想しました。
ぐっと拡大するより、展示の都合で近づくことが出来ない、素晴らしい展示物との距離をこの単眼鏡で解決したいからです。
そして、4倍モデルの方が、眼鏡を使っていても扱いやすい設計になっています。
4倍の単眼鏡という位置づけのモデル自体が少ないなか、さらっとViexnさんは発売されているわけでして、設計して製品化した『倍率よりも素晴らしい世界があるんだよ』という想いを感じたりします。
追記 2014年11月6日 : 実際に使ってみました
実際に正倉院展にて、使ってみた感想をエントリーに書きました。是非ご覧くださいませ。
Viexnさんは天体望遠鏡の日本メーカー
Viexnさん自体をご存じない方もおられるかなと思い補足(蛇足)です。
天体望遠鏡をメインに作られている日本のメーカーさんです。
- ビクセン (企業) – Wikipedia → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%B3_(%E4%BC%81%E6%A5%AD)
「高機能な製品を低価格で売る」をモットーとして、埼玉に本社がある会社さんです。望遠鏡の国内シェアはナンバーワン。
天体少年だったので、中学からViexnさんの天体望遠鏡を使ってきました。SP-DX赤道儀は名機です。
- Vixen 赤道儀の特徴 – StarBrother → http://www.starbrother.net/vixen-2013.html
そんな会社さんの製品です。
次回予告
MacのMarsEditで遭遇したエラーの原因が、まだ上手く見つけることができていないかったりします。文字コード周りで解決できそうなんですが。
そんなこともあり、予定とは違うエントリーを投稿しました。去年の正倉院展の体験を書いたエントリーをたくさんの方が訪れていただいてるので、去年の失敗を今年に活かそうという内容を書きました。
更新のタイミングを知りたい!という方には Feedly がオススメです。この機会にぜひ上のボタンからご登録を。
参考エントリー
- 単眼鏡の選び方 – 未来を伝える、表現戦略 → http://blog.goo.ne.jp/1701min/e/b7b0f66f965cd795ca6b43c74bd2d944
- ギャラリースコープを選ぶ その1 – 転 覧 記 → http://blog.goo.ne.jp/cedar0/e/89f161deeacd34f8f2a2d0322d744260
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