小学校の自由研究は金環日食をまとめよう!科学を面白く感じる学び方。

夏休みも残り1週間になりました。みんなが観察した5月の金環日食。これを夏休みの自由研究のテーマにして残りの夏休みを満喫しましょう!。

多くの方が「自由研究」に困られているのかな?と思います。夏休みの残りの時間もわずか。5月に観測した金環日食。この体験から自由研究はかんたんに終わられましょう!。「宿題やったの?」といわれる小学生のお子さんも大変ですが、毎日同じことを言わないといけない、お母さんも大変です。

自由研究」は、やりにくい宿題ですよね。はやく終わらせて、家族で楽しい夏休みを過ごせたらどんなに良いだろうと、お思いですよね。ここでは、「どうやれば良いのか」、そして「参考になるサイト」を紹介していきます。

テーマを決めるのが難しい

自由研究がなかなか出来ない原因はテーマを決められない。理科のテーマは比較的まとめやすいと思います。良く思い浮かぶテーマは「観察」記録ではないでしょうか?。例えば、”アサガオ観察日記”、”毎日の天気”など。

でも、観察を今から初めては間に合いません。「どうしよう!」となるわけです。でも、今年はラッキーなんです。

金環日食

「えっ」。なにが。と思われるでしょう。今年は大きなイベントがありました。金環日食です。多くの人が”観察”したと思います。学校でも「みんなで見よう」と取り上げられたと思います。でも、なぜ金環日食が起こったのか?十分に授業ありました?

もし、授業は「みんなで見よう」と紹介だけだった。というなら、チャンスです!。どうして、金環日食が5月21日の朝に見れらたのか?をテーマにできます。「観察」は体験しています。体験していることはまとめやすいですよね。しかも、体験から学ぶと面白いと感じるお子さんは多いと思います。このチャンスに、天文・科学に興味をもってもらえるとうれしいですね。

3つのテーマを提案します

「金環日食」をテーマにすると、多くの内容になります。まとめにくいですよね。もう少しその中でテーマを絞られるといいと思います。3つのテーマを考えました。

  1. どうして?金環日食なの皆既日食と部分日食とは何が違うの?
  2. どうして?日本でも金環日食になる所と違うところがあったの?
  3. どうして?木漏れ日が欠けた太陽の形になったの?

以上です。1と2は同じ原理ですが、まとめやすい方を選んでもらったらいいかと思います。

限られた時間でまとめるには先に結論を決めます。目的地を決めるのと同じです。結論がきまれば、書きやすいですよね。結論と参考サイトを書きます(これのみが結論ではないです。例です。)

  1. 太陽と地球、月の間の距離が変わるから。
  1. 月の影が通るところで金環食になるから。
  1. 光の直進性を利用するピンホールの原理で像が出来るから。

高学年向けになりますが、「ベイリービーズってなに?」もテーマとして、興味深い内容です。月の地形を観察できる(肉眼では難しいです)貴重な現象ですね。

家族みんなで、夜空を楽しみませんか

日本中で空を見上げ、金環日食という同じことにみんな感動した。2012年5月21日でした。みんなが同じことで感動するって素晴らしいですよね。これが一番の太陽からのプレゼントだったのかもしれません。この貴重な体験を自由研究のテーマにするのはピッタリだと思います。

このまとめた内容で自由研究が一日も早く、そして夏休みの宿題が一日でもはやく終わらせましょう!8月31日が徹夜だったとならないように、頑張ってください。

今年は金環日食・金星の太陽面通過・金星食・ペルセウス座流星群(これは毎年楽しめます!)と、天文現象が目白押しの年でした。終わってしまいました。でも、まだあるんです!。

「天地明察」

>>オフィシャルサイトに行く

夜空をたのしむ時間もなかなか難しい時代です。親子一緒・家族で夜空を楽しめたら、楽しいですよね。星を見ながら、お父さん、お母さんの思いを子供に伝える、良いですよね。でも、明るくなりすぎた都会からは星が逃げています。

天の川、見たことありますか?自然豊かな地方のキャンプなどで、満天の星空を体験したいですね。30年経った今でも、僕は初めて見た満天の星空をはっきり覚えています。それがきっかけで素晴らしい友人と出会っていくのです。

都会では星座を見ることさえ、難しくなっています。星座はギリシャ神話と関係が深いです。学校の試験では問われない知識ですが、教養として身につくと、大人になった時に違うと思います。上司で魅力ある人は教養が豊かではないですか?20年ほど前に、大学でも教養学部が無くなりました。教養は学校で教えてくる時代ではありません。

「なぜ、勉強しなくちゃいけないの?」この質問に「楽しいからだよ。生きることが楽しくなる方法だからだよ。」と教えてあげられるチャンスです。「楽しく」ないと、勉強は苦してつらくなりますから。

試験に出ないことは授業でも教えてもらえません。だからこそ、親が教えてあげることも必要では?と思います。お子さんが興味を持たれて、さらに学んでいくかはわかりません。でもこんな世界もあるんだよと、「そっと背中を押してあげること」は大事ではないでしょうか?。

その星空を家庭でも簡単に見られたらどうでしょうか?。今はプラネタリウムが家庭でも簡単に楽しめる時代になりました。

さらに、お仕事でのストレスに疲れたお父さん・お母さん。プラネタリウムは、リラックス効果も抜群です。仕事もなにかも忘れた幸せな時間を作れます。家族みんな、また、夫婦二人、恋人に戻って、古代ギリシャ人と同じ星座の世界へ旅立ちましょう。

 2012年5月21日 皆既日食 写真データです。
ご自由にお使いください。
(著作表示不要、改変可能、二次配布OK、商用でもご自由に)

撮影者:サイト管理人          Jpegデータ:1655 × 1417 ピクセル
[カメラ:EOS 40D レンズ:シグマ APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM ]
撮影データ:2012/05/21 07:29:47  [最大食分] 撮影地:大阪

↑ 右クリックで保存してください。

2012/08/26 追記:僕が撮影した15枚の金環日食をアップしました。ZIPファイル(5.5MB)でまとめてダウンロード出来ます。ご自由にお使いください。

>>金環日食 写真ダウンロードページへ

この記事を書くきっかけは、炭酸水を調べていて偶然見つけた自由研究のページでした。まとめて、記事にしました。思いつき(ごめんなさい)で書いたのですが、そのページに多くの方に来て頂いていました。ありがとうございます。

すこしでも、自由研究に悩まずに、最後の夏休みを過ごせるお手伝いができればうれしいです。

>>「ジュースから考える自由研究」を見に行く

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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