【AUGM 北九州 2013】MacのRetina壁紙でおなじみ『青い池』を撮った写真家 ケント白石さんの熱い想いと撮影秘話を直接聞けた!

2013年11月16日 AUMG北九州にて、写真家 ケント白石さんのお話を聞く機会を得ました。ご自身の感動を想いを直接伝えたい方!と感銘を受けました。また、こよなく北海道を愛する人柄でもありました。

はじめにケント白石さんの今までのお仕事を紹介します。

1960年札幌市生まれ。美瑛の風景で知られる写真家、故前田真三氏の作品に出会って感銘を受け、2001年、同町に移住 オーベルジュ(料理宿)を経営し、撮影を続けている。

 こだわるのは色。

デジタルカメラで撮ったRAWデータの色調整・レタッチの“現像”に、撮影と同じかそれ以上エネルギーをつぎ込む。「目指しているのは網膜に映る自然な色の再現。新しい風景写真のジャンル『Retina Photo』を提唱」

北海道美瑛町の「青い池」に初雪が降る写真で、ナショナル ジオグラフィック写真コンテスト2011のNature部門奨励賞を受賞。

ケント白石 | ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版公式サイト

このリンク先 ナショナルジオグラフィック サイトには美しい作品が掲載されています。ぜひご覧ください。

Macでおなじみのあの壁紙に!「青い池」

そして、2011年に受賞した写真をapple副社長が見た事がきっかけとなり.あの壁紙につながります。

【美瑛町の青い池】が 世界のアップル社でWallPaperになる! – Kent Shiraishi Photo Studio

アップル社のスタッフが「今まで我々が作った中で、一番美しい画面である・・・」
そう語りながらMacの電源を押すと・・・僕の写真が登場するのです。

感動しました!   

そして数秒後には・・・なんと巨大なバック・スクリーンに現れました!!!

さすがにここまでして頂けると・・・思わず涙が出ました・・・。

世界一美しい画面に、世界一美しい街の風景が出る。

appleとの契約に至るまでの秘話を聞けました。

DPP 0019

今回の講演は凄かった!なにって、ほとんどの時間は質疑応答だったんです。こんなプレゼンしてみたいです。自分自身に揺るがないものを持っていないと出来ません。

はじめの10分程は「青い池」ならびにご自身のエピソードを語られました。

その後『女性からの質問をお受けします!』との案内で、質疑応答がスタート。しかし、男性ばかりが聞く始末でした。モノクロも質問させていただきました。感謝です。

初めてアメリカのappleから連絡があった時には英語で良くある名前だし『いたずらだろー』と放置。もう一度、appleからの時も『あーまた、いたずらかー』と放置したらしいです。

その後に日本apple社から連絡があって『本当の話なのか』となったそうです。しかも、2度も連絡があったのは「連絡がつかない」からでなく「別々の選考担当者が”たまたま”おなじ写真を選んだ」からで、かなり凄い事!だったそうです。

その後は一週間ぶっ続けで『現像』を行い1ピクセルにいたるまで満足できる画像を作り上げて、選考に出したそうです。しかし、その後は何の連絡もなく..「すこし不安な」時間だった、ところがある明け方”友人”が夢に出てきて『あっ採用が決まった!』と確信した。とのエピソードを明かされました。

このエピソードはケント白石さんがブログで語られていますので、ぜひご覧ください。

【美瑛町の青い池】が 世界のアップル社でWallPaperになる! – Kent Shiraishi Photo Studio

質問の中では具体的な契約について聞く猛者も

appleとはどんな契約ですか?ぶっちゃけ金額は?という質問も飛び出しました。ええ、気になります。

NDAで金額については申し訳ないけどお答えできません、、まぁ多分以外と安いと思われるレベル.ですよ』とのお答えでした。

ただし、『採用された壁紙の写真で撮影者が名乗ったのは私が初めての例です』とのお話が!そう、通常は撮影者がだれかは明かされていません。ケント白石さんは『名前を出せないなら、採用していただかなくて結構』という交渉の結果、特例の形で撮影者が明らかになっているとの事でした。

ご自身の作品をきちんと名乗ることは”作品に責任を持つ”ことだと感じます。そして、名乗る事によって北海道に足を運ぶ観光客が増えてくれる事が一番の願いと言われていました。

余録として..という言葉の続きで『Retinaディスプレイの壁紙に採用されたんだから、一台記念にプレゼントしてくださいよ。』と言ったら『appleストアにてお買い求めください』との答えだったそうです。会場も爆笑でした。

質問から感じたことは北海道への愛と誰も見た事のない景色を発信したい想い

モノクロも質問させていただきました。お尋ねしたのは『appleのPCに壁紙が採用されると感じて、写真を現像するときに一番大切にされたことはどんな事でしょうか?』です。

これに対してはこんなお答えをケント白石さんはお話しされました。

『北海道の素晴らしい景色を世界中に発信できる!これを大切にして作業し、誰も見た事がない景色を伝えて感動を作りたい!』

Retinaディスプレイの性能は素晴らしく、それに表現することを考えて現像されたそうです。また、作品は三脚は使わずにノートリミングで作られていることも明かされました。

『北海道への愛』を質問のお答えから感じました。

カラーブロファイルは大切 Macの方が調節しやすい

写真の色を調節する上でカラープロファイルはとても大切だとの話題にもなりました。これは必ずセットする必要がある、Macならモニターごとに調整が簡単にできる!これは素晴らしい事だから活用されているそうです。

最後に

Macお宝探偵団のdanboさんが『ケント白石さんの宿へ AUGM割引価格を!』と質問して、ケント白石さんが苦笑される場面もありました。

一瞬の講演会でした。楽しかったです。

Macお宝探偵団 動画 24分30秒ほどから質問しているが モノクロ です。

▶ AUGM北九州2013:写真家のケント白石氏「青い池」がAppleに採用されるまでを語る – YouTube

こちらはMacお宝探偵団さんの記事です。モノクロボックスより、まとまっています。

AUGM北九州2013:写真家のケント白石氏、Macユーザーなら誰でも知っている写真「青い池」が採用されるまでを語る | User Group | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)

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