『物欲なき世界』菅付雅信さん著、お金と幸せの関係を再構築したいあなたにオススメ

キンドルで読みました。

モノが売れなくなったことが切り口だが

「モノが売れなくなった」「どうすれば売れる」「消費でない生き方とは」などの、表面的な議論でなく、もっと深い「幸せとは何だろうか」「お金とは何だろうか」という根本的なことに切り込んでいます。

「心の問題にフォーカスされている時代」、「3Dプリンタが人気になっていること」、「シェアリングエコノミーの盛り上がり」、「ピケティ・ブーム」そして「所有でなく、行動と知識が重要視される時代」などの現象を取り上げつつ、そこから上で述べたような「お金とは、どう生きていく?」との大元にある問題点へ、この本はフォーカスしています。

そもそもお金とは何か?

本書では「お金の定義が変わっていることに気づくべき」と指摘しています。これは、「物欲を満たすこと = 幸福 」という方程式が崩れたことを示しています。敏感な人はそれに気づいていることも。

経済のスタートは「物々交換とは異なるのではないか?」という切り口も興味深いものでした。資本主義の限界の先にある景色を本書は提案しています。

同時に、以前はモノを買わないと情報は手に入らなかったが、今は違い「情報が先に手にはいる」とも指摘しています。

この本を手にした理由も情報

レゾナンスリーディングの開発者である 渡邊 康弘さん から、「この本は面白いですよ」と教えてもらったことがきっかけでした。

このように情報を得られることを、ちょっと立ち止まって考えてみると、その価値はとても大きなモノであり、貨幣換算できないモノです。

情報を先に手にいれることができる時代となった今、たくさんの価値転換が進行しています。しかし、この変化はあまりにも大きすぎて、実感として感じにくく、俯瞰してみることも難しいのかもしれません。

物欲なき世界はあくまで一つの現象

その変化の一部が「物欲なき世界」です。

この書籍は「物欲なき世界」の大元で起きていることを、たくさんの事象から紐解こうとトライしています。誰にも適用できるシンプルな答えでなく、一人一人が考えることのキッカケとなる一冊です。

Apple Payが日本導入の意味も

5章の中で「電子情報としてのお金の進化」のパートは、電子マネーが生活に溶け込む意味を考えていく上でも、オススメです。

いよいよ今(2016年10月下旬)日本のiPhoneでも、Apple Payがスタートとなります。Suicaが使えるようになるだけでなく、もっと大きな大きなインパクトがある出来事です。

このタイミングに本書と出会えたことはラッキーでした。

Kindleで読みました

iPhone 7PlusのKindleアプリで読みました。この本は画面サイズによってレイアウトが変わる(リフロータイプ)です。Plusの画面サイズですと、楽に読めました。

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著者プロフィール

ものくろ(大東 信仁)
ものくろ(大東 信仁)
ブロガー・Web&Blogコーチ。親指シフト orzレイアウト開発者。ブログは月間65万PVを記録(2016年1月)。200回を超えるワークショップ開催・のべ1,000名のブログサポートに携わる。WordPressが得意。

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