SEO作業をしていると、noindexタグの確認って面倒ですよね?
毎回「右クリック→ソースを表示→Ctrl+Fでnoindex検索」をするのも手間だし、うっかり見落としてしまうことも。
ということで、Chrome機能拡張「NoFollow」でチェックしていたのですが、右下に控えめに表示されるので、見落としちゃって、、
だったら、生成AIのClaudeを使って、noindexタグがあるページで自動的に赤いバナーを表示するChrome拡張機能を作ってみよう!とやってみたら、できました。
結論からお伝えすると、開発時間は20分。すごい。
どんな機能なのか?
作った拡張機能の機能はシンプル:
- noindexタグを自動検出
- ページ上部に目立つ赤いバナーを表示
- 特定サイトでの警告をオン/オフ切り替え
noindexタグがあるページを開くと、ページ最上部に「NO INDEX」と大きく表示される赤いバナーが現れます。↓ こんなに目立つ感じで


これで、もうnoindexタグの見落としはありません。
そして、邪魔なぐらい目立つので、警告が不要な場合もあります。
そこで、右クリックメニューから簡単に「このサイトでは警告しない」設定ができるようにしました。
実際に使ってみた感想
良かった点:
- noindexの見落としが確実になくなった
- 開発環境での検証作業が効率化
- 視覚的に分かりやすい
コードの全体構成
拡張機能は3つのファイルで構成されています:
manifest.json(設定ファイル)
{
"manifest_version": 3,
"name": "No Index Detector",
"version": "1.0",
"permissions": ["activeTab", "storage", "contextMenus"],
"content_scripts": [{
"matches": ["<all_urls>"],
"js": ["content.js"],
"run_at": "document_end"
}],
"background": {
"service_worker": "background.js"
}
}
content.js(メイン処理)
function hasNoIndexTag() {
const metaTags = document.querySelectorAll('meta[name="robots"]');
for (let tag of metaTags) {
const content = tag.getAttribute('content');
if (content && content.toLowerCase().includes('noindex')) {
return true;
}
}
return false;
}
function createNoIndexBanner() {
const banner = document.createElement('div');
banner.textContent = 'NO INDEX';
// スタイリング処理...
document.body.insertBefore(banner, document.body.firstChild);
}
background.js(右クリックメニュー)
chrome.contextMenus.create({
id: "toggleNoIndexDetector",
title: "このサイトでNo Index警告を表示しない",
contexts: ["page"]
});
ファイルはこちら
インストール方法
- 上記3つのファイルを同一フォルダに保存
- Chrome で
chrome://extensions/
を開く - 「デベロッパーモード」をオン
- 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」でフォルダを選択