ATOKの変換精度を試してみた。同音異義語・慣用句

高い精度の変換効率のATOKです。こちらの記事で試用版からATOK Passportの契約も済ませました。試用版で使っている限り、気持ちよく変換できていました。ここで気になってくるのが、どれくらい優れているのか?という疑問でしょう?

 

どうやってその能力を測る?

なかなか「きちんとこれだけ優れてます」と表現するのは難しいです。でも知りたいですよね。そこで、意地悪な問題?をATOKに投げかけて、どんな答えを教えてくれるかを見ることで、ATOKのすばらしさを見つけたいと思います。

同音異義語・慣用句間違いでテスト

ここでは、同音異義語や慣用句の間違いなど僕たちが気づかずに間違って使うことがありそうな文や言葉をATOKで入力し、変換結果を見ていきます。これらの例文は学習していない状態で試しました。

テストの結果

第一問

「かいしんのしゅざいでしんじつににくはくすれば字はどうでもいいというのはむぼうである。」

  • ATOK 改心の取材で真実に肉薄すれば時はどうでも良いというのは無謀でアル。
  • ことえり 改心の取材で真実に肉薄すれば自派どうでも良いというのは無謀である。
  • 正解は 会心の取材で真実に肉薄すれば字はどうでも良いというのは無謀である。

試したいポイントは、「会心」・「肉薄」・「無謀」でした。

ATOK・ことえりどちらも間違ったので、心を改めたのでしょうか?。その姿勢で、「会心」の変換にして欲しいです。肉薄・無謀は正解でした。

これだけ長い文になると、文節がわかりにくいようです。これはことえりも同じです。「字」が時や自と変換されています。変換のためには文節が大切なようです。ちょっと意地悪でした。僕も改心します。

  • やりがちな間違い例。 快心の取材で真実に肉迫すれば字はどうでも良いというのは無暴である。

 

第二問

ら抜き表現です。僕は良くやります。ATOKが教えてくれなければ気づけないです。

「みれます」正しくは「みられます」

訂正候補として、間違っていますと教えてくれます。

第三問

慣用句 です。ことえりは修正機能を持っていません。

「青田刈り」正しくは「青田買い」

推測候補で教えてくれます。こちらが正しいですよと、そっとやさしく。

第四問

「元旦の夜」

意味は元日の朝なので、ちぐはぐな表現。正しくは「元日の夜。」

言い換える候補で、「年の朝の」と教えてくれます。「年の朝の夜」おかしいなぁと、僕が気づくように、ATOKが教えてくれました。ただ、これは気づかなければそのままになります。

予想以上の好成績。うれしいので続けます。

第五問

「明るみになった」正しくは「明るみに出た」

これも推測候補で、訂正されます。

第六問

「李下に冠を正す」正しくは「李下に冠を正さず」

訂正候補で失敗を防いでくれます。この言い間違いは意味が真逆になります。これをサポートしてくれるのはありがたいです。「李下で冠を正す」と”梨泥棒です”。

 すごいぞATOK辞書

ここまで修正してくれるとは、どこまでATOKの辞書に登録されているの?とも思います。独自の辞書を開発し続けてきたその継続した開発力は脱帽です。万が一の言い間違いを修正してくれるのはどんな文章でも効果的な機能です。

言い間違いは書いている人は元の意味を理解しているのであまり気になりません。ところが読む人はその文書の意味を理解するために読んでいます。そのため言い間違いがあるとすごく目立ちます。

これの修正機能は文章を作るときに役立つ機能です。「これいらないよ」日本語完璧だからという人はすごいのです。でも普通は間違えません?僕はよく間違えます。間違いを手直ししてくれるのだから、うれしくなりますよね。

こちらもお読みください:MacPeople「ATOK 2008とLeopardの「ことえり」の変換精度を比較した

日本語の達人があなたの文を常にチェック。

 ATOKの変換精度を調べるために同音異義語や慣用句で試してみました。かなり意地悪もしましたが、満足のいく結果でした。文章を作るときに、言い間違いや慣用句の間違いは往々にしてやってしまいます。これをさらっと指摘して、これを手直ししてくれる、相棒がATOKでした。

日本語に変換するソフトをインストールしたのではなく、日本語の達人が横でいつもチェックしてくれるのがATOKの本当の姿だと気づきました。

最後に諸説ありますが、日本語の達人の本名は、 「Advanced Technology Of Kana-Kanji Transfer」だそうです。長いので略して「ATOK」。

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