Google 音声入力で、句読点や改行ができるようになっていた。
アップルの音声入力に比べて、認識率が優れているのに使う気にならなかった Google 音声入力。
その理由は、句読点や改行の入力が、音声で「できなかった」からだ。
しかし、それも過去の話。今年の2021年1月に、Google 音声入力に改良が加えられ、ついに句読点や改行の入力が音声で可能にアップデートされていた。
正直、半年気づいていなかった。 情弱である。
句読点や改行を音声で入力方法は、以下のように発音する。
- 読点 → トウテン
- 句点 → マル
- 改行 → アタラシイギョウ
- 段落変え → アタラシイダンラク
特筆なのは、段落変えだ。日本語の特性を理解してくれている。
認識してくれない場合は、カタカナでしっかり発音するイメージでやってみるといい感じになるはずだ。
Pixel3のUSB-C端子に、ヘッドホン変換コネクターを接続、SONY のピンマイクをセットし、音声入力を行っている。
マイクを使うと、小さな声で話してもしっかりと音声がテキストに変換されていき非常に気持ちいい。
Apple の音声入力だと、なぜか途中で音声入力が止まり、再度、音声入力のボタン押す操作が煩わしく、音声入力を使う気にならなかった。
しかし、 Google 音声入力は、話し続けばいつまでも長文をどんどん音声で入力できる。頭の思考が止まらずに済んで気持ちいい。画面に文字が表示されるのを待たずに、どんどん話す方が良い。画面の表示を待つと、逆に後ろの文節のデータが足りず、変換精度が落ちる。
久しぶりに Android Pixel3を取り出して使っている。 というのは、上で紹介した Google 音声入力で句読点の入力ができるようになったからだ。
アップル信者で、 普段はAndroidは全く使わずに、iPhoneを使う生活をしている。
正直、音声入力は今でサブでしかなかった。
アップルの音声入力が、イマイチなのだ。 親指シフトタイピングで打ったほうが早い感覚だ。
Google 音声入力は、句読点が打てないことを除けば以前からいい感じだ。 ただ後から句読点や行を変えたりという作業をキーボードで行うなら、音声で入力するより、親指シフトタイピングで打ったほうが楽で速い感覚だった。
ところが、句読点や改行を音声入力でできるように Google 音声入力が知らない間にアップデートしていた。
早速その入力を試すためにAndroidのPixel 3を取り出して、音声入力している。
めちゃくちゃ楽である。
Pixel 3 を下取りに出さなくて良かったと心底感じている。
今後のアウトプットは、Pixel 3で音声入力、それを Google ドキュメントで共有して、macOSで編集という流れになる、予感がしている。
読点入力が、「テン」ではなく「トウテン」と発音するのが、はじめは何度か間違えた。しかし、この記事を話す10分で慣れた。
改行のフレーズ「あたらしい段落」も、面倒だなぁとはじめは感じた。が、同様に、すぐに慣れた、人間の順応能力は素晴らしい。違和感なく入力できている。
上の音声入力での句読点や改行のフレーズを見ると、なんだか長ったらしいなぁと思ったが、いやいや非常にスムーズに行ける。
ぜひ試してみて欲しい。
なお Google 音声入力は iOS では利用することができない。
PC であれば Windows・Macどちらでも、 Chrome でGoogleドキュメントを開くと利用できる。
なので、 Mac で Google 音声入力を使えばいいのかもしれないが、Pixel 3を 音声入力端末にしてしまえば、どこででも音声入力できるので、一旦このスタイルでやってみることにする。
追伸、12分の短時間に、音声入力にて、1,350文字のテキストを入力できた。