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双極性障害と私。今までは怖がって自己紹介に書けなかったこと。

タイトルからしてすいません。ものくろぼっくすのおおひがしです。

克服したと言い切りますが、2年前に双極性障害の診断を受けました。即時、就労不可と診察となりました。当時を入院となってもおかしくなかったほど酷かった。

このこと、黙っていました。すいません。お酒を呑まない理由がこれです。

双極性障害

気分が普通と比べると10倍ぐらい上り・下がりします。ジェットコースターのように、凄く上り下がりします。鬱状態にもなります。一日中動けなくなったこともあるし、操状態で、何かをしなければっと追いかけられるように、行動が活発になったりしました。

もう大変です。回りの人も大変です。この病気は再発率の高さが困り者です。寛解(完治)がありません。とほほ。治らんっていうのはショックでした。

予防のため、気分安定薬を常時服用しています。薬を飲んでいることもありますし、お酒自体が気分を動かすので、呑まなくなりました。日本酒は世の中でも最高に美味しいものと思っています。悔しいです。なお、抗精神薬からは離れることが出来ました。このことが回復できた大きな要因と、私は理解しています。

薬を飲んでいるので、副作用ともお付き合いしています。結構大変なんです。喉が渇くことが、困り者です。なんで、そんなに水飲んでいるの?っとなりますよね。職場にいたら。

特徴?

この病気の怖い点は、家族関係・社会的な立場・経済的な信用 全てを失うことです。私もこの病気によって、離婚調停となりまし、会社も解雇されたわけです。幸い治療に使えるお金がありましたが、信用はありません。

余談ですが、離婚調停は病気理由が認められた?のか、不成立となりましたが、同居に戻れる状態でなく別居状態です。解雇は違法解雇なので、鳥取地方裁判所にて民事訴訟中です。また、病気の原因は仕事の過労とストレスなので、労災審査中です。

2年

2年という短期間で(通常はもっと長くかかるらしい)乗り越えたことはめずらしいようです。家族のサポートと高校時代の恩師と親友の支えは本当にありがたかったです。一番はこの点だったと思います。

双極性障害と的確な診断と薬を最低限しか出さず、認知行動療法なども積極的に進めてくれた主治医のおかげです。うつ病と診断されて治療が長引く事例が多いのです。

認知行動療法の臨床心理士さんの指導も良かったです。会社との交渉など、理解ある弁護士さんと巡り会えたことも大きかったです。法律上のトラブルを未然に対応してもらったため、治療に専念できました。

ここまで、支えてもらったおかげで、短期間で回復できたと感謝しています。

社会的に繋がりたいと思って、ブログを書き出したのです。まさかの Orzレイアウトの広がり、多くのブロガーさんとの繋がり。本当に生き抜いてよかったと思ったんですよね。

怖がっていた

心の病気というので、怖がっていました。隠していました。でも、事実は事実だし。もし、会社勤めするならきちんと説明しないと続かないわけです。定期的な通院が必要だからです。もっとも、会社勤めする気もサラサラないのですが。

隠しているとなんだか自分が自分でないの感じてしまうのです。自己満足かも知れません。このエントリー自体。でも、どうせ失うものないし。隠している方が、情報発信できなくなって失うものがあるなと、感じました。

生きてます

この2年間に知ったことや学んだこともたくさんあります。双極性障害について、まだまだ知られていないと思います。発信していく方がいいことはブログで学びました。

なので、書きました。先日にアップした「媚びない人生」の感想に”健康が一番である”が書かれていないし、健康なのがあたりまえなんだとつくづく感じました。健康じゃないと辛いですよ。本当。

私のように苦しい思いはしないほうがいいよねと、思うのです。なら、発信することが自分のできることだと決意したのです。なにが出来るかわからないけど。

双極性障害でも死なずに生きているやつが一人いる。これがわかることでもいいかなぁ。

なぜなら、彼に励まされて、しんどい時をなんとかしのぐことができました。親指シフトで繋がったのは偶然だったけど、なぜそんなふうに繋がるのか、不思議。そう、彼の行動で励まされていたんです。彼ほどの行動力はないです。でも「あっ私も一応なんとかしてます」と言うことは大切だと思うのです。

自分を変えたいので、自分を変えてみました。意味を勘違いしているかもしれないけど、怖がって思考停止しているよりはいいよね。2年と経たないうちに回復できていることは、主治医もかなり成功事例だと言ってくれています。

私も治すためにはあらゆる手段を使い、猛勉強しました。克服できました。ただ、完治しない。再発するかもしれない。そういう悩みはあります。あと、一生にわたって薬とお付き合いです。

がんばって克服したのに。

最後まで読んでいただきありがとうございます。もし、この病気ってなに?と思われたら、わかりやすい本です。

この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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