Mastodonという単語を知ったのは、2日前の2017年4月12日でした。facebookで単語が書き込まれているのを発見し、翌日 2017年4月13日になって、さらに見かけるようになりました。
たまたま、目にしたこちらの書き込みの意味を、はじめは理解できませんでした。
調べてみると、ドイツの24歳の方が開発したTwitterのようなSNSサービスのことらしいとわかりました。
海外でTwitterのライバル登場と盛り上がっている様子でして、しかも、オープンソースでサーバーを個人で作れる分散構築型のネットワークになっていることを知りました。
そして、どうやら日本人が建てたらしいという mastdn.jp を見つけ、アカウントを作成したのが、2017年4月13日 11時ぐらいだったと思います。(2017年4月14日 18時現在、アカウント新規登録 停止中)
iPhoneアプリもあることを見つけて、楽しみだしたのですが、日本語がちゃんと表示されていますし、書き込みもOKなことを確認しつつ、数人の方もフォローしていくと、そのリアルタイムに流れる流速の早さにびっくりしつつ、今使っているSNSとは違うコミュニケーションの形が、出てくるかもしれないと感じました。
iPhoneアプリもあることを見つけて、iPhoneでウオッチしていると、SNSをやっているというより、みんなでチャットをやっている(しかも全然バラバラに話している)輪の中に居る感覚です。
iPhoneアプリはこちら。
その後、瞬くにユーザーを集めて、世界一のアカウント数に一夜でなってしまった mastdn.jp、個人さんの自宅にあるサーバーで稼働しており、増えたユーザーへの対応へ不眠不休で活動されていました。
そして、今日の2017年4月14日午後に、自宅サーバーから、さくらさんのクラウドへ移行するプランが発信されています。
移行に際して「データが全部消えるかもしれない」との情報も発信されていて、すごいなぁと。
何がすごいのか?というと、おそらく「面白そう」と軽い感覚で、サーバーを公開されたのじゃないかと思うのですが、その後、みんなが使い始めて、インフラとして機能を維持できるように、サーバー保守や、移行の話など、どんどん巻き込みつつ、進んでいます。
気軽な気持ちで自宅鯖にmastodonを立てた若者が、突然ユーザ数世界一のインスタンスになり、全ユーザの期待を背負って日夜負荷対策と戦いながらインフラレベルを上げて仲間(エンジニア、クラウド事業者)を集めていくの、完全にRPGだ。
— 湯村 翼 (@yumu19) 2017年4月14日
インターネットに接して20年ですが、インターネットの凄さをリアルタイムで一緒に体験させてもらっています。そして、「行動する人」が強いことも。
Twitterを使いだした頃から今までの10年を、24時間で体験してしまった、という感覚なので、仕事が忙しいのですが、これは大切なポイントなので、無理やり時間を確保して、ブログにメモとして記録します。
ということで、サーバーがクラウドへ移ったらもう一度、アカウント登録しようと思います。