「Gコード」
テレビのビデオ録画予約のために新聞に載っていた数字列ですね。今もあるのかな?ここでのGコードはビデオを動かすのでなく、大きな機械加工機を制御するものです。
いろいろな規格があるのですが、働いていた会社はAMADAさんの加工機だったので、FANUCさんのGコードでした。頑張って働いていたなと思います。
加工機を動かすプログラムです。専用のBASICです。ちょっと乱暴ですが。
色々頑張っていた
あの頃は毎日多くのことを覚えていました。これらの機械を自在に動かしているのは楽しかったですね。仕事も楽しかったです。会社組織が酷かったのが、不運でした。
振り返ると、見事に赤黒ですな。半自動とTIGの溶接も出来た時は嬉しかったです。
M00;
なんでか、急に思い出しました。で調べたのですが、、Google先生ではほとんど情報が見つからないのです。これどういうことか?わかります?。
日本の製造業そのものなんです。これだけ、ITだ!タプレットだ!っということになっていても、製造業のノウハウがインターネットで共有されていないんですよ。NCコントロールなので、デジタルと相性がいいハズなのにです。
一つは高齢化が進んでいることですね。もう一つはオープンソースの持つ力を全く知らないからだと、思います。社員が勝手に外部連携する必要性を会社は知らないですし。疑心暗鬼で社員を囲い込みたいのです。
「もの作りニッホン」の現実です。20代で全く違う製造業に飛び込み、溶接技術も習得しました(アルミは大変ですが)。このまま行くと、日本の製造業が衰退する速度より、人材不足の方が深刻になると思っていたからです。
ただ、当時も横方向の展開が出来ませんでした。知識の共有が進めば、日本の製造業はさらに強くなると思うんですよね。
G50;
10年前に直感で感じた状況になりつつあると思います。複雑な気持ちですね。体を壊して製造業から離れましたが、正しいものを見つめていたんだな、結構やるじゃない私とも思っています。
原点からその視点を持って物事を見つめて行こうと、新たに感じました。
補足:G50は加工機 原点復帰 M10は加工機 一時停止 の指示です。
皆さんはどう感じられましたか?