夏休みもあとわずか。なかなか終らない自由研究を終らせるアイデアです。
最近、スーバーでも炭酸水を多く見るようになりました。また、甘くて美味しい炭酸飲料はずっと人気です。これらの飲み物は炭酸が入っています。
口を開けたときにシュッと言います。そして、泡がでます。どうしてなの?って考えるのをテーマにしませんか?
科学の不思議が詰まっています。時間もかからずにお勧めテーマと思います。
参考資料
アサヒ飲料さん・サントリーさんのホームページにたくさん情報があります。自由研究にピッタリです
アサヒ飲料
炭酸飲料ができるまで | バーチャル工場見学 | アサヒ飲料
飲み物がどうやって、作られているのか?を分かりやすく知ることができます。所々にクイズやもっと知る場合のヒントがあります。これをまとめ直すといいかもしれません。
「なぜ”三ツ矢”という名前なんですか」「骨が溶けるのは本当?」「ペットボトルの形の秘密」
「どうやって炭酸を入れているの?」と、良く聞かれる質問がわかりやすく説明されています。
サントリー
炭酸水だけでなく、水に関する多くの実験方法を知ることができます。3つのレベルに区別されており、選びやすいです。身の回りにあるもので実験できるのもうれしいポイントです。
一番難しそうな燃料電池をつくる実験もホームセンターにて手に入ると思います。実際に光る・動く体験は素晴らしいと思います。
調べ物をテーマにしているのもあります。
「コーラはなぜ黒いの?」「炭酸飲料はどうやって作るの?」「カロリーゼロって本当?」など素朴な質問に答えてくれます。資料として利用できます。
どうして泡が出るの
これ?以外と答えにくいです。炭酸水だから..というのでなく、もう一歩踏み込むと、これも科学です。自由研究にピッタリです。炭酸は二酸化炭素です。
これが分かりやすいです。無理やり圧力をかけて、炭酸を溶かしています。
どれくらい溶けるのかは理科年表から知ることができます。炭酸(二酸化炭素)は良く溶けると表現されています。それは他の気体と比較するとの話です。
1 cm3 の水に気温 20度で約0.1 cm3しか溶けません。気温が上がると溶けにくくなります。気が抜けるのです。
また、無理やり溶かしているので、なにかあれば水の外に出ていこうとします。それが泡です。溶けている二酸化炭素が何か他の物質に当たることも、泡になるキッカケとなります。
そこで、氷を使って実験しました。おなじほどのさいずの氷を4つ準備して、片方は水で洗い氷の表面を滑らかに、一方はそのままにして、炭酸水を同じ量注ぎました。
結果は動画でご覧下さい。左が水で洗った氷です。こんなことでも実験になります。泡の出る量がどうなのか?がポイントです。
残りの夏休み。猛暑です。楽しく過ごしてください!
自由国民社
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参考資料
理科年表オフィシャルサイト/物理/化学部:気体の水に対する溶解度
詳しいことはこちらでも。二酸化炭素 – Wikipedia