18きっぷを使って、和歌山 紀伊勝浦に遊びに来ました。紀伊勝浦といえば...マグロです。そう、まぐろ。だってマグロです。
そんな気持ちで行きましたが、マグロだけでなく”美味しい蕎麦”も味わうことができましたので、ご紹介します。
まずは地図を手に入れて
まったく下調べをせずのぶらり旅。どのお店が良い?とかの前に、どこにお店があるのか?わからないんですよね。
紀伊勝浦駅の一階にある「観光協会」さんにて貰った「紀州勝浦 生まぐろ マップ」がすごーく役に立ちました。
蕎麦?
たくさんのお店から選んだのは『十割そば 森本屋』さん。えっマグロは?ですよね。大丈夫です。マグロ丼もバッチリあります。
『ミニマグロとざるそばセット』に魅力を感じ、向かいました。
町屋の風情
森本屋さんは港から一つ奥に入った通りでした。雰囲気が素晴らしいです。手前にあるのは”ピン玉”です。
漁網を浮かせたり目印にする漁具です。マグロの延縄(はえなわ)漁にも、良く使われていたそうです。今のブイです。勝浦の街ではたくさん見かけることができます。
のれんと磨りガラスの扉が素晴らしいです。「そば処」の三文字がイイ感じです。
通してもらった席です。町屋の一室です。メニューがあることが、お店なんですよね?と納得できます。それぐらい雰囲気が素晴らしいです。
座った席から奥を見ると、、うーん。とても、お店とは感じません。この雰囲気を味わえたことが予想外に楽しかったです。
金魚のガラス細工が可愛いです。
マグロ丼 と ざるそば
せっかく此処まで来たのです。セットでなく、マグロ丼とざるそばをそれぞれ一人前お願いしました。
マグロ丼 900円
ざるそば(十割そば) 700円
2つ一緒に。結構な量です。望むところです。これのために18きっぷで約6時間ほど電車に乗ってきましたからね。負けるわけにはいきません。
マグロ丼
マグロの刺し身と剥き身の独特の組み合わせの丼でした。マグロの旨みがたっぷりです。薄めの味付けがされていました。始めはそのまま楽しみました。まろやかーな味でした。うまい!
もちろん大きな刺し身もありますよ。旨い!
いよいよです。ウズラの卵をまぶして、タレを追加します。マグロとウズラとタレの三重奏!うううまい。
脇役でなく、実は主役だった剥き身。微妙な甘味と旨みでした。
十割そば
細目ですが、かなり色が濃く黒い十割そばです。
十割蕎麦とは、小麦のつなぎを使わない蕎麦です。香りや風味が強くなります。蕎麦の強い風味に負けない濃いめの出汁を使うことが多いです。
十割蕎麦はつなぎがないために打つ作業に手間が必要になります。
良く見ると黒い点が見えます。蕎麦の実の皮です。
こちらもウズラを入れて、ネギとワサビと一緒になった蕎麦の風味を楽しみました。うまい!
あっという間に食べてしまいました。
ごちそうさまでした。
マグロ丼!も
ざるそば!も大満足でした。美味しかった!
お店をでる時の雰囲気も素晴らしいです。
場所
港の大きな通りから一本入ったところにあります。大きな通りの「島めぐり観光船のりば」が目印です。
道路反対の電柱にある看板が目印です。
電柱の奥へ進むと、すぐ左手にレンガ造りのおしゃれな建物が見えます。郵便局です。この角を右に進むと「森本屋」さんです。
森本屋
実は宿泊できます。かくれ宿にピッタリです。これは良いところを知りました!
- 営業時間:11時から14時 ・ 17時から20時
- 定休日:第2火曜日 ・ 第4火曜日
- 駐車場:有(5台)
- 〒649-5334 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦451
- TEL 0735-52-4578 FAX 0735-52-7481
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