データ作成編です。
日曜ユーザーだから。
こちらの記事、封筒印刷をFedEx kinko‘sに注文してみた。のため、イラストレーターにてデータを作った。イラストレータを普段から使っている人には「基本だろ」と、お叱りになるとは思おう。日曜ドライバー、ならぬ、日曜アドビユーザー。つぎに同じ事をやるときにも、きれいに忘れているだろう。
やり方を覚え書きにしておく。
イラストレーター値段が高い、でも使いたい。
イラストレーター、高価すぎるが、記事のように封筒印刷にはデザインを調整しやすい。手頃な価格で、何とかならないのか。と、思うのは当然だろう。そんな時にも、キンコーズ。セルフレンタルパソコンに、 Illustrator, Photoshop, Indesign, Acrobatがインストール済。
これを活用すれば、初めの一時間、1312円で利用できる。もちろん、ソフトは使える。利用しない手は無い。ただし、使い方は教えてもらえないので、自分自身でがんばれる人のみになる。
長3サイズ
長3のサイズは120 mm×235 mm A4用紙が三つ折で入る大きさ。封入口が短い辺にある。(長い辺にあるのは洋形長3号)定形郵便物の最大のサイズ。
実際に作業開始。
今回は、1色刷なのでデータを黒一色で作成する。
長3 のアートボードを作成。
ファイル ー 新規作成をクリック。
- 新規ドキュメントウインドウの「幅」に120、「高さ」に235を入力。(単位はミリメートルのまま、変更しない。)
- 裁つ落としが初め3 mmになっていて、迷った。確認したら、0 mm(つまり無し)が正解。天・地・左・右、すべてを0 mmにする。
- 名前を、適当に決める。(ここでは、naga3)
OKボタンをクリック。
アートボードが表示される。
今回、作りたい内容は以下の通り。この内容は適時変更してください。
BOX of Pictures
monochrome-photo & BOCHIBOCHI diary
https://mono96.jp
Phone 0X0-XXXX-XXXX Fax 0X0-XXXX-XXXX
ここで、上二つの名前に相当するところ、住所になるURL、連絡先の 電話・fax番号、これら3つを分けて、文字ツールにて貼り付ける。これは、デザインを調整しやすくするため。
文字ツール選択のまま、続けて貼り付けると1つのオブジェクトになる。面倒だが、一回ずつ選択ツールを一度クリック、そして文字ツールをクリックする。
フォントを決める。
あとからも変更できるが、フォントを変えると、レイアウトが変わる。レイアウト作業前に、イメージ合うフォントを選ぶ。
また、フォントは統一して1つの方が綺麗に見えることが多い。フォントを2つ以上使って、綺麗に作るのはかなりのセンスを要求される。今回は、「小塚ゴシック Pro」 を選んだ。
作成前に考えていたイメージへ配置する。
ここで、位置決めのコツを2つ。
封筒の横方向中央に配置する方法
- メニューのウィンドウ 整列 をクリック。
- 整列ウィンドウの右端、整列をクリック。”アートボードに整列”をクリック。 配置したオブジェクトを選び(青い線が表示される)。
- オブジェクトの整列 – ”水平方向中央に整列” をクリック。
これで、横方向水平に配置される。
では縦方向は?縦の中央は同じ方法で配置できる。しかし、今回はもっと下に配置したい。
この場合、補助線を使うと楽だ。
- 直線ツールで、どこでも良いので直線をひとつ書く。
- 封筒を4分割するならば、コピーして5本にする。
- この5つの直線オブジェクトを選択し、整列ウィンドウの”等間隔に分布”をクリックする。
もう1つ、直線をコピーする。すると、写真のようになる。
ここで、一番下のところだけ、さらに分割するには、
- 上の写真のようになる。整列ウィンドウの右端、”整列”をクリック。”選択範囲に整列”をクリック。(アートボードから変更する。)
- 下の3本の直線オブジェクトを選択する。”等間隔にに分布”をクリックする。
この線を基準にする。そして、文字フォントサイズをデザインに合わせて、変更、配置する。 今回は、URLを中心に配置し、基準として作成した。
配置完了したのがこれ。
デザインできあがれば、補助に使った直線オブジェクトは削除。
アウトライン化
今のままだと、フォントデータを持っていないパソコンでは、文字化けが起こってしまう。それを防ぐために、文字データを画像データに変換する、それが「アウトライン化」。
作業前に、別ファイル名にてバックアップデータを作成しておくことをお勧めする。
- 文字オブジェクトをすべて選択。
- メニューの書式-アウトラインをクリック。
これで、アウトライン化されたデータができあがる。
あとは、わくわくしながらキンコーズのお店に行けばOKだ。