システム整合性保護とは
El Capitan から導入されたセキュリティ(保護)機能です。従来だと、OSの大切な部分に対して、アプリが自由にアクセスできていました。これを制限するのが「システム整合性保護」機能です。
System Integrity Protection (SIP)・rootlessと呼ばれることもあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
- Mac のシステム整合性保護について – Apple サポート → https://support.apple.com/ja-jp/HT204899
- OS X 10.11 El CapitanのSystem Integrity Protection(SIP)についてちょっと詳しく → http://rcmdnk.github.io/blog/2015/10/10/computer-mac/
機能を有効・無効を変更するにはリカバリーモード
この「システム整合性保護」機能を一時的に止めたり、再開する操作は、使っているMacを一度終了して電源を切り、リカバリーモードにて起動する必要があります。
リカバリーモードの起動方法は「command + R」キーを押したまま電源を入れ、Apple ロゴが表示された後に離します。つまり、ロゴが表示されるまで押し続けます。(「command + R」を押すのが遅すぎると、リカバリーモードでなく通常のログイン画面が立ち上がります。)
ターミナルから操作
画面上にあるメニューバーの中に「ユーティリティ」があります。その中に「ターミナル」があるので起動します。
このターミナルにて「csrutil disable」とコマンドを入力すると、無効になります。有効にするときは「csrutil enable」です。
保護機能がONなのかOFFなのか?を調べるのもコマンドでできます。ターミナルへ「csrutil status」とタイプすると、状態が表示されます。これは通常の起動中でもOKです。
El Capitanのことを理解するのにはこららが良い様子です。
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