iTunesで音楽をたのしむのに、Macを使う毎日だ。この音楽の音質を簡単によくする設定方法がある。ちょっと設定を変更するだけで、確実に音が変化する。(私はかなり高いレベルの音質を出力していると感じた。)
この設定方法をメモしておく。
設定は「アプリケーション」ー「ユーティリティ」の中にある「Audio MIDI 設定」の中にある。これをダブルクリックすると、下の画面が開く。
この画面で一番左下の「+」ボタンをクリック。
下にメニューが現れるので、「機器セットを作成」をクリックする。
すると上のように、青い+マークの「機器セット」が追加される。これを選択し、右の内蔵出力の使用チェックマークをクリックして入れる。(ここでは内蔵入力もチェックが入っているが出力だけでいい)
このあと下の図をみると、「内蔵出力」の右にスピーカーのアイコンがある。まだ音声出力が機器セットになっていない。(ここで機器セットにスピーカーアイコンが移っていれば、それで設定完了だ。)
その場合は「機器セット」の上で右クリックをする。上の図の現れたメニューの「このサウンド出力装置を使用」をクリックする。するとスピーカーアイコンが「機器セット」に移動する。(下の図)
これで設定完了だ。お気に入りの曲を聞き比べて欲しい。さっそく、BOSE QuietComfort15 ノイズキャンセリング・ヘッドホンをMacBookProのイヤホンジャックにつなげた。ワクワクしながら、iTunesで音楽を聞いた。
選んだのは、大好きなエリック・クラプトン「アンプラクド~アコースティック・クラプトン」。感想はびっくりした。それほど音質が良くなっている。
1曲目から「Signe」ギターの音が全く違う。何とも表現出来ないが、音像がとてもクリア。デジタルの癖は否めない。でも前よりは確実に良くなっている。「Tears In Heavan」いままで聞いていたのは何だったのだろう。全く別の音源を聞いている。こうしか表現出来ない。
そして「Layla」。ボーカルの広がりがいままでと別物。ギターソロのパート、弾く指の動き、弦の震えまでが表現されている。大げさと思われるだろうが、それぐらい音質が変わった。必要なのは簡単な設定だけだ。新しいオーディオボードとかが必要なのでもない。
もう1枚、お気に入りのアルバムを聴いた。これはすごい。是非聞いてもらいたい。違いがよく分かるだろう。ボーカルの透明感が段違いだ。本当に別の音源を再生しているのか?と思う。
この機能、どうして初期設定でONになっていないのかも不思議だ。
夢のなかでMacを使っている場合の音質を良くする記事は、「USB サウンドアダプター さらにいい音で楽しむ Mac OSX Lion 設定方法」にまとめたこちらを参照してもらいたい。
このシセル「Gift of Love」は廃盤の様子。中古でしか手に入らないとはショックだ。リレハンメルオリンピックの公式ソングと開会式・閉会式での独唱での透き通る歌声は日本でも話題となった。ノルウェーでもっとも有名・国民的人気歌手だ。映画タイタニックのサウンドトラックでも有名になった。
参考サイト: