ぜひ飲んで欲しい。
その一言に尽きる。レビューで語る言葉は必要は無いだろう。それほどにおいしいと思う。山崎と冠があるからではない。豊かな風味、柔らかい味。好みもあるだろうから、絶対に素晴らしいとまでは言いきらない。でも他の炭酸水と比べて欲しい。唯一無二の炭酸水ということは間違いない。
実際に飲んで味わっていただきたい。
1ケース24本。思い切って購入した。
サントリー ザ・プレミアムソーダ from YAMAZAKI 240ml×24本
近くのスーパーやお店にあれば良いのだが見つからない。Amazonから購入した。1本だけの注文にしようか?迷ったが、1ケースにした。山崎の天然水はおいしいからだ。
なぜ言いきるのか?以前にサントリー山崎工場を見学したことがある。そのときに工場ではウィスキーの仕込みに使う天然水を試飲できる。おいしかった。この山崎の天然水を使った炭酸水だからだ。
2日後に届いた。1本240 mlだから箱は小さい。ところが結構重い。ガラス瓶だからだ(炭酸はペットボトルより瓶の方が良いらしい)。開封し、はやく飲んでみたい気持ちを我慢して冷蔵庫にいれ、十分に冷えるまで待った。
味とのど越しは?
初めて口に含むと、不思議とわずかにあまさを感じる豊かな柔らかい風味だ。しかし、まったく雑味は無い。その後、追いかけるように、風味のわずかな余韻を残しつつ、炭酸の爽快感がやってくる。のど越しは爽快かつ豊かだ。ただし、炭酸は微炭酸のなので、炭酸の爽快感ではなく、水そのものの爽快感だ。水そのものに味がある。とても芳醇な水。香りこそ無いが、ウィスキー山崎に通じる味だと思う。お酒は仕込み水が味を大きく決めることに納得だ。
微炭酸。強い目の炭酸を期待しているとイメージがかなり違うと思う。水の風味を生かす作り手の思いがあるのだろう。微炭酸となれば下の2つも微炭酸だ。これらの記事も参考にしてもらえるとうれしい。
>>Sanpellegrinoをもっと読む
>>無印良品 天然炭酸の水をもっと読む
炭酸が弱さでは下の順になる。
- 天然炭酸の水(無印良品)
- Sanpellegrino (サンペレグリノ)
- ザ・プレミアムソーダ 山崎の天然水でつくったソーダ
他のもっと炭酸が強い炭酸水とザ・プレミアムソーダ 山崎の天然水でつくったソーダを比べると炭酸の強さが1/3ぐらいと感じた。
料理との楽しみは
ただ、炭酸水が大好きな自分はこう思う「これは特別な存在だ。料理と一緒に味わうのも贅沢だが、これのみを楽しみつつ過ごす時間がもっと贅沢だ」。つまり、この微炭酸な水そのものを味わえると思う。もちろんたのしめる。炭酸水として料理と共にすれば、油料理も刺身などの魚料理も相性抜群。料理の豊かな味をさらに引き出しくれる。また、ウィスキーなどのハイボールにするのも良いだろう。サントリーが山崎12年と一緒のセットにして商品を提案している。山崎12年。贅沢なセットだ。
毎日飲めると幸せだ。しかし、価格も特別だ。いつも楽しむわけにも行かない。特別な時間にゆったりと楽しみたい。
名水 離宮の水
山崎。大阪と京都の境近くの土地だ。桂川、宇治川、木津川の三川が合流する地。霧がよく発生し自然が豊かなこと。そして、名水の土地なことから、サントリー創業者 鳥井信治郎が蒸留所の場所に選んだ。それがこの山崎蒸留所だ。サントリー 山崎 10年 700ml 1本だ。
後鳥羽上皇によって造営された水無瀬神宮の地下水は「離宮の水」と呼ばれている。日本名水百選にも選ばれた清らかな水だ。山崎の水は軟水の中でも比較的硬度が高い(硬度94度)。ミネラル分の多い水だ。これが特徴のある豊かでやらかい味を作り出している。もちろん雑味は全くない。
ラベルに採取地:「大阪府三島郡島本町山崎」を書いてあるのが誇らしい。
白州の水は硬度30度。山崎よりも軽快でなめらかな味わいが特徴の少し軟らかい水。サントリーではないが、白州 山の地水 500ml×30本という商品もある。名水の地だ。サントリーは白州蒸留所も持っている。
炭酸との相性を考えて、白州の水でなく山崎の水を炭酸水にしたのだろうと思う。軽快でなめらかな風味だと炭酸の雰囲気が勝ってしまう。山崎の炭酸水は、水のやらかい味と炭酸、これらが調和した組合せと感じた。
山崎の名水について詳しいことは、以下の「ウィスキーブログ」に紹介されている。
参考にしてもらいたい。
水の硬度について evian:ミネラル量と水の硬度、硬水と軟水の違い
価格 他と比べると値段は高い。
Amazonで1ケース24本入りの場合、1本約100円だ。ただ、内容量が240 ml。他の製品は500 ml。2倍強高い。値段を考えると毎日飲むには、財布と相談しないといけない。これは事実。ただ比べていいのか?と思う。他の炭酸水とは全く違うとおもう。単純に価格を比べるものではないと思う。
価格を考えて、楽しむ飲み物でないと思う。シャンパーニュが高価だから、スパークリングワインにするだろうか?。シャンパーニュを楽しむだろう。それと同じだと思う。
特別に楽しむ飲み物
特別なときに楽しめば良いと書いた。でも普通ならそんなときはアルコール、例えばビール、ウィスキー、ワイン、シャンパーニュを楽しまれると思う。
ここで1つ提案がある。体質・健康上でお酒を飲めない・がまんしている人も大勢おられるだろう。ここ数年、ノンアルコールビールが登場した。ビールと同じ味わいを楽しめるようになった。カクテルもノンアルコール商品が登場してきた。しかし、ノンアルコールウィスキーは登場しない。いや、難しいだろう。麦芽を蒸留した後は、オーク樽のなかで静かに熟成される。仕上がりは自然のさじ加減だ。もちろんこのあと商品が出てくるかもしれないが。難しいと思っている。
ウィスキーが好きだったが、今はお酒を控えている人がこの「ザ・プレミアムソーダ 山崎の天然水でつくったソーダ」を味わうと、どう感じるだろうか?
自分はとてもうれしかった。
香りこそないが、あの山崎と同じ味わいを楽しめたのだ。
まとめ
すばらしいと思う。
微炭酸だ。強い炭酸を求めているなら合わない。そうならば他の炭酸水をお勧めする。わずかにあまさを感じる豊かな柔らかい風味とその風味にわずかな余韻を残しつつ、炭酸の爽快感がやってくる。のど越しは水そのものの爽快感で豊かな風味だ。とても芳醇な水。香りこそ無いが、ウィスキー山崎に通じる味だと思う。
油料理も刺身などの魚料理も相性抜群。料理の豊かな味をさらに引き出しくれる。価格は他と比べると約2倍するが、それを気にしながら楽しむ飲み物でないと思う。特別なときに楽しめる飲み物だ。体質・健康上でお酒を飲めない・がまんしている人も大勢おられるだろう。香りこそないが、あのウィスキー山崎と同じ味わいを楽しめたのだ。
ぜひ一度味わって欲しい。そう強く感じた。
サントリー ザ・プレミアムソーダ from YAMAZAKI 240ml×24本
ゆっくりとこれからの季節の夜に読書しながら、楽しんでみてはいかがだろうか?
サントリーザ・プレミアムソーダを含む炭酸水を紹介します。価格が高いですが、その価値はあります。ちょっと他では味わえない味を飲んでみませんか?その味が豊かな日々を演出してくれるとしたらどうでしょう?
その価値を見つけてください。
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