どこまでも続く大地、そして、開墾された農場の景色。
その北海道 十勝のおいしいを堪能できたのが、 「トカチミルクカフェ みるね。」 さん。
とかち帯広空港へ向かうため、レンタカーのハンドルを握って、もうすぐ空港へ。
空港の周りにはガソリンスタンドがないので、レンタカーの返却でガソリン代も精算して、空港の中のフードコートの豚丼で、遅めの昼ごはんにしようかな、、と思っていたら。
右手の景色から飛び込んできたのが、こちらの看板。
あっ、と、思う前に、ウインカーを出して、駐車場に車を滑り込ませる。
お店は白い壁に茶色の柱で美しい。以前に帯広を訪れた時は、空港へ帰ったのは陽がくれてからだったので、お店に気づかなかった。(調べたら 2019.6.27 にオープンとのこと)
入り口に近づくと、「お食事・カフェご利用」の文字が。やった!ここでランチを楽しもう。
そして、もう一つ、グッと心を掴まれたのが、入り口右に置かれている銀色に光るミルクポット。
どうやら、お店の左側が食事・カフェエリア、右側はジェラートやテイクアウトのオーダーエリアになっている様子。
お店の中に入ると、右奥のテーブルに案内してもらった。
この景色だけで、大満足。素晴らしい。天候が曇りだったが、その分、緑色が綺麗だった。
メニューに目を通すと、ラクレットチーズがけと、ラクレットチーズカレーで迷う。1分ほど葛藤した。
なお、ラクレットとは、チーズの切り口を温めて、トロリと溶けたチーズをボイルしたジャガイモにかけるスイス料理のこと。チーズの旨さがギュッと詰まった味わいが魅力。
カレーとのラクレットチーズの共演も魅力だったが、今回は、やはりラクレットチーズのソロ演奏を楽しみたく「十勝食材のラクレットチーズがけ」をオーダーする。そしてあえて単品にして。
ドリンクメニューの「ミルク」をオーダー。十勝の美味しさのダブルコンボにした。
オーダーのあと、「お試しにどうぞ」とチーズが。このお店、後で知ったのだが、十勝野フロマージュ さんという、チーズ工房さんが経営されているお店で、このチーズもこれまた美味しい。(オンラインショップもある)
お店を見渡すと、このような雰囲気。
カウンター席もあるし、その後ろには、ピアノが置かれており、落ち着いたお洒落な雰囲気。
10分ほど待った(実際には景色を堪能してたが)ところ、鉄板にのった十勝の食材が運ばれてきた。
笑顔のスタッフさんが、「では、かけますね、ラクレットチーズ、動画撮られますか?」と。
これです。
「十勝食材のラクレットチーズがけ」
写真からも、その素晴らしさが伝わると思う。おいしかった。(なお、ブロッコリーは小学校の給食で美味しくない体験があり、苦手な食材なのだが、今回のブロッコリーは美味しかった。十勝の雰囲気とラクレットチーズの美味しさのおかげか)
食後のミルクも絶品だった。
ごちそうさまでした。
ラクレットチーズの魅力は、漫画の『銀の匙』を読んだ時に感じていた。漫画の舞台となった十勝で、味わえて幸せを感じた。
詳しくは、『銀の匙』10巻を。
ラクレットオーブンは、、すごく高価、うーーん、フライパンで温めるのと違うだよね、たぶん(無言)。
手ごろな価格でもこれか、、。
ラクレットチーズは作るのが大変(銀の匙 8巻)なので、高価。
あっ、これなら良いかも。
固形燃料必要かな?これ。