スーツケースを持ち上げつつ階段を登り、7番・8番ホームへ向かうと、中津川行き快速列車の発車ベルが鳴なり、列車が動き出しました。
そのあと、ちょっと人が少なくなったホームの広小路口(南通路)側へ、歩きます。
金山駅方面のホーム端が見えはじめると、視界に飛び込んで来るのが「オレンジと緑に名代きしめん」の看板です。
お店の外にある券売機、そしてその斜め上に貼られている「当店の天ぷらは揚げたてを提供させていただいております。」の力強い文字がお目当です。
そう、新幹線ホームにも住よしさんのきしめんはありますが、こちらに来ると「揚げたて」のかき揚げきしめんを味わうことができます。新幹線の予定を30分遅くして立ち寄りました。
「ピピーピピー」とお釣りを知らせる券売機から、お店の扉を開けて、カウンターに進むと、「きしめん?そば?どちらにしますか?」と、間髪入れずに尋ねられます。お一人でこのお店を切り盛りされている様子でお忙しそうです。
「かき揚げきしめん」に加えて、贅沢にも「串カツ(2本)」の食券をカウンターへ、すっと差し出しました。
すると「串カツは5分かかるけど大丈夫?」と確認されます。心の中で、ガッツポーズです。新幹線の指定席を予約した列車への接続時間を多めの30分にしていて良かったと。
揚げたての「かき揚げきしめん」から、頂きます。かき揚げの上で鰹節がゆったりと揺れています。見るからに熱々な雰囲気です。箸でかき揚げを一口サイズに。
エビのかき揚げを口へ運びます。噛むと玉ねぎの旨みが揚げたての食感と一緒に伝わってきます。
次に、きしめんと一緒に。鰹出汁とかき揚げのハーモニーに、きしめんをツルツルと、食感がたまりません。美味しい。
そのうちに、串カツが登場です。
こちらはもっと熱々でした。ソースをさっとかけて串カツをパクっ、アチアチと。串カツはキャベツとトマトも。
19時30分ごろでしたが、7番・8番線ホームにあるこのお店はそれほど混雑もなく、美味しいきしめんに舌鼓を打たせて頂きました。ごちそうさまです。
あっ、串カツに心を奪われて、かき揚げきしめんに卵をトッピングするのを忘れました。これは次回の楽しみにとっておきます。
価格は以下の通りでした。
(記事執筆の2016年10月現在)
- かき揚げきしめん 520円
- 串カツ(2本) 240円
営業時間は 7時から21時30分です。
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