バランスシートの考え方。
これが読後の一番の効果でした。
約束を守ること、これが仕事である。
そのためには、利益を出し続けること。
利益とは、バランスシートを考えると、明瞭である。
という論旨と理解しました。
いきなり上達できるような仕事はない。
職業として成立するレベルにはある程度反復的で単純な作業が含まれるのは当然である。
その仕事が単純作業になってしまうかどうかは本人の考え方によるところが大きい。
正しく。と感じます。
単純に見える作業も、ひとつずつ、現実を直視し、事実のみを抽出、分析することを
継続すれば、それは単純な作業ではなく。常に、もっと良い作業の方法を問いながら、
知的生産を行っているですよね。それはとても大変なことでもあります。
ただし、考え、問うことによって、結果を得られた時のうれしさも大きいです。
最後に、
約束と信用の交換
このキーワードが登場します。
タイトルの「国語 算数 理科」がタイトルにあるが、本文にはほとんど登場しない。
これはきっと、家族でこの本を読みながら、子供に向かって、以下のように会話したいです。
大人になって仕事を行うにあたり、論理的な思考と所属組織への説明を行うために助けに
なるし、なにより、考え方を身につけておかないと、楽しく過ごせないよと(収入に直結す
る以上の考える楽しさ)。
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