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六韜(りくとう)ー逆説の日本史 2巻 よりー

ウィキペディア

六韜

六韜 (中公文庫) [文庫]

逆説の日本史 2巻 「古代怨霊編 – 聖徳太子の称号の謎」(井沢元彦 著)の中にて、中臣鎌足が愛読したと紹介されている、「六韜」。

その本の中にて簡単に紹介されている。興味深く感じたので、読後感想ではないですが紹介します。


八徴の法

人物の本性を見破るのに、徴候をとらえる八つの方法がある。

  • 質問してみて、理解の程度を観察する。
  • 追求してみて、とっさの反応を観察する。
  • 間者をさしむけて内通を誘い、誠実かどうかを観察する。
  • 秘密を打ち明けて、その人徳を観察する。
  • 財政を扱わして、正直かどうかを観察する。
  • 女を近づけてみて、人物の堅さを観察する。
  • 困難な任務を与えてみて、勇気があるかどうかを観察する。
  • 酒に酔わせてみて、その態度を観察する。

井沢元彦氏も述べているように、”全くこんな上司やボスがいたら、たまったものではない。”

同感です。私もいくつかは、「これをやられると、思うつぼに行動」してしまうだろうと、考えさせられました。

しかし、行う程度に問題があるとは思いますが、この8つの項目を常に心構えにしておくと、相手をおとしめるためで無く、相手のことをより良く理解するために、対人関係にまた違う視点を持てると、私は感じました。


この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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