【ものレポ 号外 2013-11-23】彗星は見えるのか?アイソン彗星

2012年9月に発見され、世紀の大彗星となる可能性があることがわかりました。ただ、どのように彗星見えるのか?の予測は難しく、また、いまのところ従来の予測より彗星が暗く、肉眼では見えません。

街明かりの無い夜空では双眼鏡で見えているとのことです。

AstroArts アイソン彗星特設サイト 概要

このアイソン彗星は2013年11月29日に太陽に一番近づきます。太陽の熱で彗星がどうなるのか?明るくなるのか?目が離せない状態なのです。

 生き残れるか?アイソン彗星
( via スター・ウィーク~スタッフの徒然日記~ )

29日には太陽の表面至近をかすめます。
その距離は、氷と岩石の塊であると考えられている彗星本体が、バラバラに崩壊しかねないほどの近さです。
実際、過去には太陽に近づきすぎて崩壊してしまった彗星はたくさんあり、アイソン彗星がそうならないとは限りません。

うまいこと崩壊しないで太陽表面の高熱をくぐり抜けることができれば、彗星の活動が活発化し、長く明るい尾をひいた大彗星として、12月の5日頃から明け方の東の空に偉観を呈すると思われます。

 今朝のアイソン彗星
( via スター・ウィーク~スタッフの徒然日記~ )

アイソン彗星の近日点通過は11月29日です。
太陽表面をかすめるように移動していきます。
その後は、やはり明け方の東の空に肉眼でも見える大彗星として君臨するはずですが、先日書いたように、太陽の熱や潮汐力でバラバラに崩壊してしまう可能性もあります。

近日点通過後のアイソン彗星がどのような姿で見えてくるのか、ますます興味が募ってきました。

鳥取さじ天文台より

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鳥取市さじアストロパーク

アイソンすい星は予想より暗く、11月21日現在、4等後半くらいの明るさです。そのため、観察には双眼鏡が必要で、目で直接見ることはできません。

11月23日(土)と24日(日)の早朝のアイソンすい星観察会では、かなり見づらい状況であることをご了解の上、ご参加ください。特に11月24日(日)は「かなり低空であり、かなり夜明けが来て明るくなってから見え始めるため」、相当見づらいことが予想されますので、ご注意ください。

西はりま天文台

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アイソン彗星観望会特設コーナー

観測方法の解説がわかりやすく参考になります。

公開天文台リスト

アイソン彗星の画像がある公開天文台(via:さじ天文台)
この機会、お近くの天文台にぜひ!肉眼は難しくとも最新の観測データを見たり・教えてもらうことができます!

公開天文台によるアイソン彗星の画像(日ごとリスト)(via:さじ天文台)

Twitterより写真なら都会でもいける?

肉眼では見えませんが,カメラを使うと名古屋市内でも撮影できたようです。

アイソン彗星 観察・撮影 徹底マニュアル (SEIBUNDO Mook)
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この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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