親指シフトにどっぷりの大東です。いつも親指おおおやゆゆゆび!と叫んでいます。うるさくて恐縮です。そんな私、親指歴が実は、まだ10ヶ月です。そんなタイミングに、あこがれのshiology さんから「親指のおきて」という記事が登場です。
3183-130728 【親指シフト】習得のおきて: shiology
さっそくそれらの掟と比べてみました。
【OK】 掟その1:画面(と配列表)のみを見る──絶対にキーボードを見ない
【OK】掟その2:親指シフト始めたら親指シフトのみ──決してローマ字入力しない
【 × 】掟その3:正確かつ確実にゆっくり打鍵する──速く打とうとして間違えると間違え癖がつく
【△】掟その4:猫の手、お化けの手、ピアノの手──パームレストは「レスト(休憩)」するときのみ手首を置く
【OK】掟その5:必ずできると信じてゆっくり進む
△は5点として、100点満点中 65点。でした。C判定?でしょうか。ギリギリです。”おきて”と違っていた2つ ポイントを見ます。
掟その3:正確かつ確実にゆっくり打鍵する
これは全く反対に思っていました。「親指シフト=タイピングが速い」だから、ドンドン速く手を動かすほうが良いだろう。そう考えていました。間違ったら、そこを覚えたら良い。迷って打つのが遅くなる方がマズい。こんな考えで練習しました。Facebook”親指シフトグループ”にて、shiology さんから直接に、このことを指摘しされてました。
それまで6ヶ月間、「おきて」を無視していた私はどうなってしまったのか?「間違い癖」に悩む事になります。”さ”を打つつもりが”こ”だったり、「め」と「そ」がぐちゃぐちゃになってしまったり、「ば」と「ぱ」や「ぴ」と「び」が気づかないうちに間違っていました。
「間違ったところを覚えなおす」に落とし穴がありました。親指シフトは「一音・一打鍵」です。キーを押す動作と頭にうかぶ「文字」を話すように、入力できます。声を出す時に、口の形は..舌は..と考えません。分かりやすい例が英語の発音練習を思い出してください。
”left”と”right”とか、”think”です。初めは正確な口の形と舌の動きを練習します。実際に話す時は言葉に意識がいくので、発音まで意識することは難しいと思います。間違った発音が身に付いてから、修正するのは大変です。3倍以上たいへんです。
これと同じなんです。あとから直すのは大変です。そもそも間違ってタイプしたことに気づかないことも多いです。
私の記事のtypoはこれに起因しています。初めは「絶対に打ち間違いをしない」と思い、「どこだったか?」とディスプレイ横の配置図とにらめっこしながら、1つづつ、確実に入力します。「ここら辺の3つか4つのキー辺りにあるから、とりあえずキーを押してみよう」私はこれでした。
間違い癖を直して4ヶ月目、いまだ修正できないキーがあります。
掟その4:猫の手、お化けの手、ピアノの手
知りませんでした。今はネコの手です。
これは一人ぽっちで練習していたので、正しい手の形を知りませんでした。知らなくても「徐々に」ネコの手に近づくとは思います。でも、そんな苦労をするなら、キー配列を習得することに集中したいです。初めからネコの手を知っていたらと、思います。
平べったく手を置きがちですが、同時打鍵がやりにくいのです。
掟その1:画面(と配列表)のみを見る──絶対にキーボードを見ない
専用キーポードを持っていない、キーポードカバーの感覚が好きでない事から、キーに文字刻印がないので「見てもわからない」状態でした。画面と画面横の配列図を見ながら、練習しました。
ここで注意がいるのは、配列図を机に置かないことです。机に置くと、下を向くことで”3倍”疲れます。光っている画面を暗い机を眼が行き来きすることは大きな負担です。また、首を動かすことも体に負担を生みます。
視線は画面を向いたまま、頭を動かさずに、視線移動だけでキー配列図を確認できるように、画面横に配置します。
無刻印キーボードは親指シフトを初めて3ヶ月後に、アルファベットも覚えるために買いました。英字を無意識に見ていたからです。親指シフトのために無刻印と言う訳ではないです。親指シフトが出来るようになるとと、だれでも無刻印が打てます。すごいですよね。
掟その2:親指シフト始めたら親指シフトのみ
解雇していただいたので、これは守れました。仕事していませんから。相談した弁護士さんへの6行のメールを打つのに3時間かかって、すごく疲れました。でも、未来への投資と割り切っていました。
ただ、お仕事されていると、これが一番難しい点だと思います。夏や冬の長期休暇の間に、基本を身につけることをお勧めします。正しい練習をされていると、7日目ぐらいから”おっ”と感じることがあると信じています。
その期間中にどうしても文章を入力する必要と出会ったときは、ローマ字入力を使わず、スマートフォンを使い文章を組みます。フリック入力ならストレスなく文章を作れますし、親指シフトの修得を妨げません。
キーポードでの動作は親指シフト。覚悟をもって望むと必ず結果がでますよ。
掟その5:必ずできると信じてゆっくり進む
私が出来たのです。大丈夫です。20年間 ローマ字入力のタッチタイピングできなかったのです。でも、いま親指シフトでタッチタイピングしています。
練習を繰り返すと、ある日、出来る!となります。親指シフトのキー配列は日本語の頻出「単語」を徹底的に調べて、作られています。キーポードのホームポジション(ASDFの列)で約半分、もう一つ上(QWER)列でなんと9割が打てます。人差し指から小指を使う割合も偏らない設計なんです。
26文字のローマ字。タッチタイピングができなかった。それよりも覚える文字数が多い親指シフトなんて。いえ、これは違います。自然に日本語が入力できる方法なので、正しく練習すれば「あっ出来るやん」となります。
まとめ
この5つの「おきて」を意識して、親指シフトを練習することは大切です。意識しなかった失敗を身をもって体験しています。
一番大変なのは修得するまで「ローマ字を使わない!」ことです。親指シフトを練習して1歩進めた後、ローマ字を使うと3歩下がる感覚と思います。
本当は小学校で親指シフトをきっちり身につける教育を!と思っています。「冗談をっ」と感じられるでしょう?でも、タッチタイピングは仕事を進める上で重要なスキルとなりました。ローマ字入力でタッチタイピングすれば良いのでは?となります。
親指シフトをしましょう!と叫んでいるのは「知的生産」の効率が全く違うと感じたからです。タッチタイピングも身に付きます。これが親指シフトの凄さです。親指シフトで書かれた文章とローマ字入力で作られた文章の仕上がりがちがうと感じています。自然体な文章と感じます。
速くタイプできるのでなく、日本語で日本語を入力すること、ローマ字入力との違いです。
最後に皆さん、手書きの文章をローマ字で書きますか?