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親指シフトだと、タイピングが速くなって速く文章がかけるのか?それよりも『楽にタイピングできる』ことの大切さを伝えたい

親指シフトで文章を綴るようになって、親指シフトを是非試して欲しい!と言い続けて、もうすぐ2年になります。

親指シフトについてはこちら ↓ の記事がわかりやすいので、はじめて親指シフトという言葉を聞いたんだけどという方・言葉は知っているけど、難しそうだなと感じている方、是非、ご覧ください。

また、親指シフトユーザーの視点から2つのエピソードをご紹介します。

僕は親指シフトは文章の中身を変える大きな力を持っていると信じている。

「あぁ、これが指が喋るということか」 思ったことがダイレクトに文章になるという親指シフト。

”頭の中、例えばアイデア”を伝えるには、話すか書くことが必要になります。話すことも大切ですが、書くことは伝えるだけでなく、記録することができます。

書いて記録できるから文明が生まれ、結果として伝わる範囲が急速に広まったと思います。書くに『手書き』はダイレクトで素晴らしい手段です。

しかし、伝えるのに何か作業が必要になります。 例えば、スキャナで読みとりする・コピーする。機械が無い時は”写し書き”という時間も手間も必要でした。

ところが、タイピングで書くと、そのまま簡単にコピーできる。

しかも、今の時代はインターネットで一瞬に伝えることが出来てしまうんです。さらに、整理・検索も出来きます。インターネットのプロトコルは”http”です、そう『テキスト』です。

なぜ、親指シフトに惚れているのか?

めんどくさがりな自分と相性が良かった『日本語タイピング』方式が親指シフトです。

何かを自分の頭から取り出すときに、一番はじめに、手書きよりも先に、親指シフトタイピングなら、楽に書き出せるんです。

打鍵速度ではわからない”気持ちよさ”

単に、打鍵速度だけならば、どの入力方式(ローマ字入力・カナ入力・親指シフト)でも習得することで速くなると思います。そことは違うんですよね。

書き続けることができる”楽”な感覚、『この楽』を例えると、、何か、、うーん何か、、、』なかなか思いつかないのですが、このような思考をそのままタイピングできるっこと、これだと思います。

ローマ字入力だと、ものくろは「メンドクサイ」ので”無意識に”なるべく手の動作が少なくなるような文章にして、タイピングしていた!と、思います。

スマートフォンのフリック入力はどうでしょうか?これが楽と感じている方には、親指シフトも体験して欲しいのです。

50音を分割したローマ字入力

ローマ字入力は50音を分割することで、キーの数を少なくし無理が”少ない”手の動作範囲になっています。その反面、キー配置が日本語をローマ字で入力するのに対して最適とは言いがたいです。

思考の流れのどこかでローマ字に変換、もしくは、無意識レベルであっても身体のどこかで、日本語の音をローマ字に変換しています。

一文字一文字に対して、この変換は必要なので、文章を書けば書くほど負担がかかります。

手の守備範囲が広い、カナ入力

カナは50音の音をキーに割り当てているため、手の動作範囲が広く、移動量が大きくなります。

ホームポジションとの行き来の運動量が多いと感じます。感じますというのはかな入力方式を身につけていないから、想像で書いています。

かな入力方式での「手の動き」を見させてもらっていて、動きの負担が大きいと感じました。

同時打鍵により限定したキーでも音を増やした、親指シフト

親指シフトは、同時打鍵によって『1つのキーに2つの音』を割り当てます。

これによって、手の動作範囲は無理の無い範囲での動作になります。ただ、同時打鍵をスムーズに行うための手の形が『ローマ字とはまったく違う』ことが大切です。

日本語の音を調べ、キー配置も最適化されており、左右の手に偏った仕事とならない設計なのも、スムーズなタイピングを支えるポイントです。

タッチタイピングは方式に限らず、身体を楽にする。

キーボードを見ることなくキーをタイプする=タッチタイピングは入力方式に関係なく必要なのです。

親指シフト”だから”タッチタイピングが必要なのでなく、どの入力方式でも必要です。

モニターとキーボードを交互に見ることは身体に大きな負担となります。重たい頭を動かすことで首・肩が疲れをつくります。バックライトで光っているモニターと、キーボードは明るさ違うので、眼への負担も倍増します。

キーボードの上に手があると、キートップが見えません。

つまり、タッチタイピングでない場合、キートップを見るために手を動かす動作が増えているのです。これらが疲れの原因になり、頭を使う作業が”しんどい”・”苦手”と感じる方向に転がってしまいます。

書くことは大切なこと

書くことは大切なことです。はじめに述べたように『記録』から全ては始まります。アップルパイも語調を強く繰り返し主張しています。うん。

親指シフトを身につけるのに、特別な能力は要らないのです。

毎日、継続して練習し・正しい手の形を意識して身体と動作を一致させることが習得になります。

一度、身につけてしまえば、文章を書けば書くほど、『掛け算』の形で作業が楽になります。ローマ字入力の動作から離れること、根本から入力方式を切り替えるからこそ、大きな『報酬』として帰ってきます。

指がしゃべる』『書くのが楽』『日本語を自然なまま綴れる』このような言葉の源に”親指シフト”という方式(いや、社会インフラのように感じます)があることを、知ってもらいたいんです。

絶滅危惧種

親指シフトを習得しても、キーボードがなくなったら、入力できないじゃないか!

このような心配は不要です。専用キーボードの是非にかかわらず、親指シフトユーザーの数は増えています。ただ、実態がわからないのです。今、ローマ字入力で使っているキーボード(JIS日本語キーボード)でも、親指シフト入力が可能だからです。

そして、JIS日本語キーボードでの、親指シフト入力に特化したキーレイアウトがorzレイアウト(ステマです 笑)です。

つまり、親指シフト入力を使うユーザーの数は絶滅危惧種でないし、インターネットを介して『誰でも情報発信できる』今のタイミングで、親指シフト入力に魅力を感じる人がたくさんおられるのも事実です。

ただ、どうやればスタートできるか?わからない状況です。これを改善したい、その気持ちで毎日、親指シフトで文字を日本語を綴っています。

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この記事を書いた人

大東 信仁

カンパチが好きです。

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