結論からお伝えすると
Happy Hacking Keyboard(HHKB)を13年愛用中。
押下圧を45gから25gに変更したことで、親指シフトタイピングが劇的に楽に。
合計4,000円ほどの投資で、めちゃくちゃ快適なタイピング環境を手に入れることができました。
HHKB愛用歴と親指シフトでの課題
13年間の愛用歴
2012年に購入したHHKBは、もう13年目。デザインの美しさ、コンパクトさ、そして何より打鍵感の良さに惚れ込んで、ずっと使い続けてきました。無刻印のキートップと、親指シフト向けのスペースキーに改造済みです。
ただ、45gの押下圧が、親指シフトには少し重いのです。東プレの30gのキーボードの方が楽にタイピングできる感覚で、HHKBはコンパクトだけど、、、ちょっと重くて、、でした。
長時間のタイピングでは、この違いは大きく、指が疲れます。
解決策をAliExpressで発見
25gラバードームとの出会い
そんな中、AliExpressで素晴らしい商品を見つけました。いい時代になりました。カンタンに部品が手に入るんですね。シミジミ。
押下圧25gのラバードームシリコンボウル Topre 容量性スイッチ EC キーボード互換 HHKBです。
これなら親指シフトタイピングが格段に楽になるはず!
試してみる価値は十分にあると感じて、購入。
届いたら、さすがあれな梱包です。


交換作業の詳細
作業の流れ
HHKBのラバー交換は、キートップを外す必要がないので、作業が比較的簡単です。
- キーボードを裏返してネジを外す
- ケースを開ける
- 基盤を止めているネジを外す。
- 既存のラバードームを取り外す
- 新しい25gラバードームに交換
- ケースを閉めてネジを締める


注意点:メーカー保証について
ただし、交換作業は自己責任で行う必要があります。
メーカー保証が受けられなくなるので、その点はよろしくです。
トラブルと対処法
4列一体ラバーの問題


購入したラバーは、1列のラバーと4列が一体になったラバーの2種類を今回購入したのですが、4列が一体になったラバーは微妙にピッチが合わなかったのです。
そこで、ハサミで4列のラバーを2列ずつに分けて使用することにしました。
これでいい感じになりました。
バネの重なり問題
作業中に一つ気をつけるべきことがありました。


ラバーの中に入っているバネが2つ重なると、重なっていることに気づくのが難しく、作業中に「1つバネをなくした?」と焦りました。
バネの確認は慎重に行う必要がありますね。あとネジもですね。
交換後の結果
タイピングの快適さ
交換して良かった!
めちゃめちゃタイピングが楽になったと実感しています。
25gの押下圧は、親指シフトタイピングに最適な重さです。
長時間のタイピングでも指が疲れにくく、快適に作業を続けることができます。
コストパフォーマンス
合計4,000円ほどの投資で、これだけ快適なタイピング環境を手に入れることができました。
13年愛用しているHHKBが、さらに使いやすくなったのですから、コストパフォーマンスは抜群です。
もしHHKBの押下圧が重いと感じている方がいらっしゃれば、自己責任ですが、ぜひ一度検討してみてください。
ただし、作業は自己責任(しつこい)で行い、メーカー保証が受けられなくなることは理解した上で進めることをお勧めします。
快適なタイピング環境で、より良い作業を!
関連情報
- 使用したラバードーム: AliExpress – 押下圧25gラバードーム
- 交換費用: 約4,000円
- 作業時間: 約1時間
- 注意: メーカー保証は受けられなくなります