動画の字幕入れ(文字起こし)が、恐ろしいぐらいめっちゃ楽にできた。
使ったのは、Vrewというアプリ。WindowsもMacもOK。
メールアドレスのユーザー登録は必要だが、ありがたいことに無料で使える。
手順としては、
- iPhoneで撮影した4分30秒の動画データを、AirDropでMacProに転送。
- Vrewで文字起こし、ファイルをエクスポート
- Preminere Proでフォントと文字大きさを調整して書き出し
完成した動画はこちら。
Vrewで音声から自動で文字起こし
Vrewで、動画データを開くと、自動でMOVからMP4へ変換、その後、自動認識の処理がスタート。
その後、自動認識の文字データのおかしな部分だけを修正する。
(感覚として、90%以上のテキストは、修正不要だった。素晴らしい!)
修正が完了したら、Premiere Pro XMLファイル でエクスポート。
Premiere Proでの作業
Premiere Pro から先ほど書き出したXMLファイルを開き、プロジェクトに表示されたファイル(mp4ではない方)をダブルクリックする。
すると、シーケンスに、分割済みの動画と、テキストデータが表示される。
もし手作業だったたら、ここまで動画を細かく分割するだけでも、骨が折れる作業になる。
フォントの種類やサイズを一括して変更する手順はこちらの動画がわかりやすい。
- 字幕データを1つ選び、エッセンシャルグラフィックス でフォント種類やサイズを変更
- エッセンシャルグラフィックスにて”マスターファイル”を生成
- シーケンスの字幕を全て選択し、マスターファイルをドラックすると、字幕が全て変更される。
あとは、4倍速で再生して、字幕がはみ出ていないか?などをチェックし、OKなら、動画データを書き出す。
4分30秒の動画を全部字幕ありに「36分」で完了
4分30秒の動画データを全部字幕ありで、書き出し完了まで含めて、24分で出来た。
凄い。めちゃめちゃ速いし、楽ちん。
親指シフターなので、テキスト修正もスラスラと出来るが、なんと言ってもVrewの認識精度が高くて凄い。
MacPro2019で作業しており、書き出しは高速だが、字幕を作る作業時間は、マシンパワーより労力がめっちゃ必要な作業なのだが、その部分をVrewでショートカットできている。
作業時間のログは以下の通り。
- 3分 — Vrew にファイルを読み込み(MOVからMP4に変換)
- 18分 — Vrewの自動認識(2分ほどだった)と、手作業でチェック・修正
- 12分 — Premiere Pro にてフォント種類とサイズの変更・チェック(調べながらの作業だったのでまだまだ短縮できそう)
- 3分 — Premiere Proにてレンダリング・書き出し
書き出して、YouTubeにアップした動画はこちら。