8月16日の日曜日、13時30分から17時30分まで、浅草橋で「はじめてのAIエージェント講座」を開催しました。

「AIエージェントの使い方」を教える講座ではない
テーマは「はじめてのAIエージェント」なんですけど。
でも、AIエージェントを使いたい人って、たぶんいないんですよね。AIエージェントは手段であって何かをしたい人がいるだけで。
なので今回の講座でずっとお伝えしていたのは、使い方の手順ではなくて、
「これ、AIエージェントに頼めないかな? 聞いてみよう」
と思いつく、頭の回路の作り方でした。
AIエージェントの使い方を学ぼうとするんです。使い方がわかったら、できるようになるはずだと思って。でも、できないんですよね。順番が逆なんです。
とにかく音声入力で、投げてもらった
その回路を作るために、今回いちばんお願いしたのが、音声入力で話しかけてもらうことでした。
キーボードで打とうとした瞬間に、「これできる?できない?」って、頭が先に判断してしまうんですよ。
でも音声入力だったら、少々ミスってもいいか、ぐらいの気持ちで投げられる。
なので、完成された指示じゃなくていいので、思っていることをそのまま喋ってみてください、と。足りなければAIエージェントから聞いてきますからを、実践していただく時間にしました。
実際、4時間の中でみなさんが投げた指示の量は、キーボードだったら絶対に打てない量だったと思います。
最後は、声でインターネット上のページが書き換わった
デモのURLをお渡して、書き換える作業をAIエージェントで体験していただきました。
「話しかけて伝える」それだけで、スマホをリロードすると、デモのWEBページが変わっている、この感覚が大事なのです。
これができるなら、あれもできるんじゃないか。この作業もいけるんじゃないか。そこに繋がったら、この4時間の講座が目指したところなのです。

アンケートを取り忘れて、その場で作った
そして僕は、忘れ物をしていることに気づきました。
今回は新しい講座なのでアンケートで受講されたご感想をお聴きしようと思っていたのに、アンケートを用意するのを忘れていたんです。
なので、その場で作りました。
講座の内容を全部理解させてあったフォルダにて、「アンケートを取りたいのでGoogleフォームで。項目はそんなに多くなくていいです」と話しかけただけ。
そうしたら、必須3つで7項目にします、と返ってきて。
これを見ていた方から、「そんなリクエストでいいの?って思ったけど、私が作るときも『そんなにたくさんでなくていい』って気持ちしかなくて、具体的に4個とか思ってない。それでいいんだ」と言ってもらえて、繋がりました。
そうなんです。曖昧なままでいいんです。
AIから7個にしましたねって返ってきてから、初めて考えればいい。
いただいた感想
そのアンケートに、受講してみて一番よかったことは何ですか?に、こんな感想をいただきました。
AIに「正確に伝えなきゃ」と思い込んでいたが、ざっくり聞いて、やりとりしながら絞っていってOKだとわかった。また、AIを使うことで楽をしているので頭が悪くなると心配していたが、むしろ頭を使わないとAIを使いこなせないこともわかった。 > いろいろなことに「これはAIエージェントでできないだろうか?聞いてみよう」を実行することで使いこなせそうな気持になった。 > 何に使いたいか?は本当に人それぞれだが、講師のものくろさんに質問すると泉のように説明・アイデア・アドバイスがあふれてきて、事前に「これが聞きたい」と思ったこと以上にフィードバックをもらえて良かった。AIエージェントって何?も理解できた。
chatGPTを使うように、Codexをつかえばいいんだなぁと > フォルダを指定すること > とりあえず、なんでもやりたいことを、伝えてみればいいのかと
パソコンでも、音声で動くので、入力が苦手な私にはとても良かった。 印刷までできるようなので、仕事で便利になりそう。 自分の中に、「問い」があることが一番大切な気がした。「こんなことができないか?」と、とにかく試す勇気と発想の柔軟性を身につけていくと、無限の可能性があることを知ることができた。 テクニック的なことだけではないのが、とても良いと思っている。
「これはAIエージェントでできないだろうか? 聞いてみよう」
まさに、今回いちばん持って帰ってもらいたかったところです。ありがたいです。
この講座は、どんな方におすすめしたいですか?とのアンケートについてはこんなお声をいただきました。
私のように、パソコンが苦手な人
ChatGPTを使っているが、AIエージェントは使ったことがない、使い方がわからない、利点がわからない人。仕事を効率的にすすめて時間短縮したい人。実際に使う気持ちのある人(有料版を使うので)。
やりたいことが、明確な人
終わりに
今の僕の仕事の90パーセントぐらいは、AIエージェントでやっています。チャットは稀に使うぐらい。
でも去年の2025年6月にAIエージェントを触りはじめたときは、僕も意味がわかりませんでした。チャットと何が違うの?と思っていて。
なので、いま「よく分からない」と感じている方の場所は、たぶん僕がいた場所です。
そこから抜けるのに必要なのは、AIの知識じゃなくて、とりあえず投げてみる度胸のほうでした。
次回の日程も決まりしだい、このブログでお知らせします。
全員の画面を覗きながら、その人がやりたいことをその場で投げてもらう形なので、少人数で開催していきます。






