ChatGPT の dots を、昨日から使い始めました。
1日触ってみた感想は、正直、「うーん」。
まだ出たばかりなので、これから良くなっていくと思うんですけど、今の時点で困ったことが2つありまして。待ち時間が長いことと、セッションがひとつながりなこと。
その話を、親指シフトのチャンネルで動画にしました。
(この動画、撮影したデータを Claude Code に渡して、編集まで全部やってもらっています。その話は後半に)
dots に渡したデータは、向こう側に格納される
最初に気になったのが、dots に渡したデータはどうなるのか、ということ。
よくわからなかったので、そのまま dots に聞いてみたら、向こう側に格納されちゃうみたいで。
マスターになるファイルは自分でも持っておかないといけないし、ちゃんと自分でコピーしておかないと、簡単にエクスポートできる仕組みではない様子。
まー、これは ChatGPT や Claude のチャットでも同じなんですよね。
一括でエクスポートする機能はあるけど、このプロジェクトだけ、とか、関連するやつだけ出す、となると、結構面倒くさい。
dots の方は、一括エクスポートがあるのかどうかも、謎です。
一方、僕は Mac mini を24時間動かしていて、Claude Code はその上で動いています。データは macOS のフォルダーの中にあるので、コピーすればどうとでもなるし、バックアップは Time Machine でバッチリ。
dots なら、こういう Mac mini を用意する必要はないんですけどね。
年間スケジュールの転記は、できた。が、遅い
物は試しで、Google ドライブと Google カレンダーをつないで、やらせてみたのが、年間スケジュールの転記。
Google ドライブにある弊社の年間スケジュールを読ませて、来年、2027年の Google カレンダーに書き込んでもらう。前は手作業で転記していたので、これこそ AI にやらせたい作業です。
結果、できました。
が、
正直、遅いんです。
知らない間にやってくれる作業ならいいんですけど、「これやって」と頼んで待っていると、結構辛い。
じゃあ、待っている間に違うことを頼もうと思っても、dots だと違うのを開けなくて。結局、その間は Claude Code で違う仕事をしていました。
新しいセッションのボタンが、ない
dots で一番困ったのが、セッションがひとつながりなこと。
iPhone の ChatGPT アプリで見ても、新しいセッションを始めるボタンがないんですよね。プラスボタンは添付だし、上にある電話のボタンは、音声で話すためのもの。
始める前から「ひとつしかないのが微妙」という声は聞いていたので、そういうことなのかなと。
ただ、動画を撮ったあとに、Claude Code に話の内容が合っているかリサーチしてもらったら、OpenAI の公式ヘルプには、dot に頼めば新しいスレッドを始められる、と書いてあるらしいです。メモリは引き継がれる様子。
電話ボタンも、音声入力というより dot との音声通話で、通話中も文字で入力できて、頼んだ作業は通話が終わっても続くとのこと。
動画では「新しいセッションにしてって言ったら、リセットされるのかな」と話していたので、そこに補足のテロップを入れてもらいました。「これ間違ってたらごめんなさい」と動画で言っていたら、やっぱり違っていました。orz
ちなみに、dots を試すには ChatGPT の Pro プランが必要で、日本だと月額16,800円からの様子。気軽に試せる金額ではないんですよね。
Claude Code は、iPhone から3つ並行で回せる
Claude Code の方は、「ノートパソコンの前にいないとできないんでしょ」となりがちなんですが、
24時間動いている Mac mini で、リモートコントロールという機能をオンにしておけば、iPhone の Claude アプリから、サクッと操作できるんです。
この日も、散髪に行った往復の電車と地下鉄の間、ずーっと仕事のセッションを進めていました。3つぐらい同時に。
1個指示して、電車を乗り換えて、また地下鉄に乗ってから見ると、「あ、ちょうど終わってる」。
じゃあ次はこれやって、という感じで、かなりいい感じで進みます。
dots と比べると、この「待たずに、並行で回せる」のが、僕には大きいんですよね。
(手元の iPhone 15 Pro Max は、もうすぐ購入して丸3年。バッテリーの最大容量が82%ぐらいになっていて、撮影したときも残り10%を切っていました。外でセッションを回すなら、モバイルバッテリーは必須ですね)
この動画も、Claude Code が編集した
で、今回の動画。
撮影した動画データを Claude Code に渡して、「えー」「あの」のフィラーを抜いて、字幕を入れて、一部の字幕は見ている人が「うわー」となるように派手に、顔が見やすい明るさに、音も聞き取りやすく、と話し言葉で頼んだら、MP4 の書き出しまでやってくれました。
7分47秒の素材が、6分4秒に。
そのあと、「字幕の散歩は散髪の間違い」と伝えて直してもらったり、話している内容のリサーチを頼んだら、上の dots の2か所が違っていて、補足テロップを入れてくれたり。サムネイルも作ってもらいました。
Final Cut Pro は開いてもいないし、1行もコードは書いていない。全部、話し言葉で指示を出しただけ。
すごい時代になったと痛感します。
親指シフトの前に、まずは音声入力
最後に、ワンモアシング。
このチャンネルは、親指シフトの話をするために作ったんですけど、最近は、音声入力でなんとかなっちゃう時代が来ちゃったんですよね。しかも、AI がうまくまとめてくれる。
なので、まずは、わーっと話してパソコンが動く、という体験を、ぜひやってみてください。
細かな修正は、やっぱりキーボードがいるので、そこで親指シフトの出番です。
(Claude Code や Codex に「親指シフトを習得したいので、ええ感じに練習できるアプリを一式作って」と頼んだら、たぶん作ってくれるんじゃないかな。今度、試してみます)
まとめ
dots は、1日目の感想としては「うーん」。待ち時間の長さと、ひとつながりのセッションが、今の僕の使い方には合わなかった。
ただ、出たばかりなので、これからもっと良くなっていくと思います。
当面は、Mac mini の Claude Code を iPhone から回すスタイルが、メインになりそうです。







