テレワークを行いたい、となっても、会社で使っているアプリ全てが、クラウド(WEBアプリ)になっていない場合、会社に行くしかないのか、、と悩むが、これを解決する方法がある。
2010年に、勤務していた会社の都合で、自宅から職場のPCにフルアクセスして、作業を行なっていた。
ネットワークの知識がある前提の記事です。自己責任で設定してくださいね。
会社のPCなので、Windowsと思う。Windowsには、リモートデスクトップ機能が標準で用意されている。
これを活用して、自宅から会社のPCを遠隔操作してしまえば、良い。
必要なのもの
- 会社も自宅も光ファイバーの通信速度があるインターネット回線
- VPNを設定できるルーター
- 会社のPCはIPアドレスを固定
- IPアドレスが理解できる程度のネットワークの知識
セキュリティはどうなの
セキュリティはパスワードをしっかり設定する。これに尽きる。パスワードを使い回ししない。
インターネットの速度は必要
会社、自宅、双方、それなりにインターネットの速度は必要。
速度は速ければ速い方が良いが、感覚では10Mbpsは確保したい。
VPNを設定できるルーター
オススメは、ヤマハのVPNルータ。予算に合わせて、以下の機種から選んでほしい。高い方が何かと良い。(が、NVR510で、なんとかなる)
ここが一番のポイント。ひかり電話と同居している光回線だと、かなり工夫が必要。
こちらを参照
ひかり電話を使っていないインターネット回線だとスムース。
ひかり電話を使っていないインターネット回線の場合は、NTTのルータをブリッジモードに変更。
その下に、VPNルータを設置し、インターネット接続情報をVPNルータにセット。
その後、VPNの設定を行う。
ここからが、ヤマハのVPNルータの素敵な点、会社のインターネット側のIPアドレスは、変わる場合がある。
ネットボランチDNS サービスを使うことで解決する。
会社PCは IPアドレスを固定しておくのが吉
会社PCのIPアドレスは固定しておく方が、何かと吉。リモートデスクトップの接続するときに、IPアドレスで指定するのが、スマートだから。
あと、リモートデスクトップに必要なポートを開けておく(ファイヤウォールの設定を行う)
VPN通信が確立できるか、テストしてみる。
運用できると、会社のPCを自宅からフルで操作できる。