WordPressの管理画面にある「サイトヘルス」にある「永続オブジェクトキャッシュを使用してください」のメッセージにどう対応するのか?どのプラグインを使うと良いのか、試行錯誤したので、記事にまとめておく。
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2024年3月時点、Xserver・Conoha Wingでは、APCu Manager プラグインが扱いが楽で良い感じに高速化でき、上のメッセージも消えてくれるので良い感じだ。
APCu Manager プラグイン
APCu Managerプラグインをインストール・有効化する(プラグインの検索で出てくる)
- 管理画面のメニューに PerfOps One が増えているので、クリック
- 開いた画面にあるAPCu Managerのsettings をクリックする
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開いた画面にある
- Object cache
- Garbage collector
- Analytics
これら3つにチェックを入れて、変更を保存 する
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これで設定が完了になる。
キャッシュクリアは、ツールバーにある PerfOps One の APCu -> Delete All でキャッシュを消せる。
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記事を保存したタイミングでキャッシュをクリアするコードも紹介されていたので、今後試していく。
APCuとは何か
PHPで用意されているキャッシュ機能であり、WordPressが動的に生成するページデータを指定時間キャッシュし、PHPがページを表示する部分を高速化する機能らしく、1度アクセスがあったページの表示が高速になる。体感的には、15%ほど高速になったように感じる(個人差があると思うけど)
ボツ:プラグインなしでの実装手順も見つけたが
プラグインなしで実装する手順の記事も見つけたが、該当するプラグインの公開が停止されていたため試せず、上のAPCu Manager プラグインが使えたので、こちらはボツ。
ボツ:Redis Object Cacheプラグイン
XserverにてRedis Object Cacheプラグインを使った事例を紹介している記事を見つけたが、ひょっとすると、XserverのVPS環境での事例?かもしれない。SSHで接続しサーバーにRedisをインストールしたが、WARNING Memory overcommit must be enabled とエラーが発生し、レンタルサーバーではこのエラーを解消できない感じだった(Xserverの2000番台のサーバーアカウントだからかもしれない、最新のサーバーだったらレンタルサーバーでも出来るかも)ということでボツ